外食関連株は、値上げの浸透やインバウンド需要を背景に、業績を伸ばす銘柄と苦戦する銘柄の二極化が目立っています。
「吉野家」や「はなまるうどん」を展開する吉野家ホールディングス(9861)は、2026年7月8日に発表した最新の四半期決算が大幅な増益となり、「勝ち組」として注目を集めています。
さらに足元では、2026年7月開催の『ドラゴンクエストウォーク』とのコラボキャンペーンなど、客数を伸ばす旬な施策でも大きな話題を呼んでいます。
決算内容の好調を受けて、翌7月9日の東京株式市場では株価が年初来高値(3,525円)を更新する場面もありました。
決算も株価も好調となると、「どんな決算だったのか」「株主優待はどうなっているのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
しかも、8月末には株主優待の権利確定日が控えています。
そこで今回は、7月8日発表の最新決算を振り返りつつ、株主優待の内容や受け取り方までを、くわしく整理していきましょう。
【吉野家ホールディングス(9861)】2027年2月期1Qは営業利益2.4倍!7月8日発表の決算を確認
まず、2026年7月8日に発表されたばかりの2027年2月期 第1四半期(3〜5月)の決算を確認します。
- 売上高:587億7100万円(前年同期比+12.5%)
- 営業利益:25億4400万円(同+140.8%)
- 経常利益:27億9300万円(同+125.0%)
営業利益・経常利益がともに前年同期の2倍以上に拡大する大幅増益となりました。
既存店売上高は「吉野家」が前年同期比11.0%増、「はなまる」が8.0%増と好調です。
会社側が公表している2027年2月期の通期予想は、売上高2420億円(前期比+7.2%)、営業利益85億円(同+5.1%)、純利益49億円(同+5.0%)です。
第1四半期の営業利益(25億4400万円)は、通期予想(85億円)に対しておよそ3割の進捗にあたり、順調な滑り出しとなっています。
こうした好調な決算を受けて、翌7月9日には株価が年初来高値(3,525円)を更新する動きも見られました。
最新の株価・前日比・年初来高値は、日本取引所グループ(JPX)や証券会社が提供する公式情報で、確認する日付とあわせてチェックしてください。
フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
