この記事はここがポイント
- 20日の日経平均株価は一時1,100円超下落し、終値は前日比841円28銭安の6万4,075円42銭で続落
- 国内の半導体・AI関連7銘柄は全面安となり、フジクラの6.47%安やJX金属の6営業日続落
- 前日19日の米国市場はSOX指数が9営業日ぶりに1.61%反発し、主要半導体8銘柄が全面高
20日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。
前日19日(現地時間)の米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が9営業日ぶりに反発し、ピックアップした米半導体関連株8銘柄はそろって上昇した。
日経平均は小幅安で始まり、その後は下げ幅を広げた。前引けは前日比404円35銭安で、15時過ぎには下げ幅が一時1,100円超に達した。
大引けは前日比841円28銭安の6万4,075円42銭だった。
東証株価指数(TOPIX)は58.27ポイント安の4,009.21(▲1.43%)と、3営業日ぶりに反落した。取引時間中には3,996.57まで下げ、4,000を割り込む場面があった。
個別では、ピックアップした半導体・AI関連7銘柄がそろって下落した。
フジクラ<5803>は▲6.47%と、7銘柄の中で最も大きく下げ、4営業日続落した。SUMCO<3436>も▲6.30%の2,492円と大きく下げ、2営業日続落となった。
JX金属<5016>は▲4.34%の2,930円と6営業日続落し、終値で3,000円を割り込むのは2月10日以来となった。
キオクシアホールディングス<285A>は▲3.38%と、3営業日ぶりに反落した。
アドバンテスト<6857>は▲1.68%、ディスコ<6146>は▲1.37%、レーザーテック<6920>は▲1.01%と、いずれも2営業日続落した。
20日の半導体・AI関連株7銘柄(株価データ)
株式市場で注目の高い「半導体・AI関連株7銘柄」について、20日の株価データ(終値、前日比、騰落率、高値、安値)を速報する。
キオクシアホールディングス<285A>
- 終値:13,140円
- 前日比:▲460円(▲3.38%)
- 高値:13,680円/安値:12,945円
アドバンテスト<6857>
- 終値:33,870円
- 前日比:▲580円(▲1.68%)
- 高値:35,090円/安値:33,690円
SUMCO<3436>
- 終値:2,492円
- 前日比:▲167.5円(▲6.30%)
- 高値:2,715.5円/安値:2,464円
JX金属<5016>
- 終値:2,930円
- 前日比:▲133円(▲4.34%)
- 高値:3,069円/安値:2,912円
フジクラ<5803>
- 終値:4,192円
- 前日比:▲290円(▲6.47%)
- 高値:4,383円/安値:4,141円
レーザーテック<6920>
- 終値:39,190円
- 前日比:▲400円(▲1.01%)
- 高値:40,060円/安値:38,530円
ディスコ<6146>
- 終値:52,630円
- 前日比:▲730円(▲1.37%)
- 高値:53,680円/安値:52,140円
7銘柄はそろって下落となった。
19日の米国半導体関連株の動き
19日(現地時間)の米国市場では、主要3指数の方向がまちまちとなった。
S&P500種株価指数は31.29ポイント高の7,690.73(+0.41%)、ナスダック総合指数は290.85ポイント高の2万6,430.89(+1.11%)と、そろって反発した。
一方、ダウ工業株30種平均は36.38ドル安の5万1,966.03ドル(▲0.07%)と、小幅に続落した。
米長期金利(10年物国債利回り)は、19日の終値ベースで5.14%と、前営業日(16日)から0.04ポイント上昇した。
半導体関連株の比重が大きいフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は179.05ポイント高の1万1,316.34(+1.61%)と、9営業日ぶりに反発した。
半導体・AI関連の個別銘柄は全面高となった。
メモリー関連の上げが目立ち、サンディスク<SNDK>は71.82ドル高の1,371.12ドル(+5.53%)と、ピックアップした8銘柄の中で最も大きく上昇し、8営業日ぶりに反発した。
SKハイニックス<SKHY>も6.38ドル高の142.87ドル(+4.67%)と、11営業日ぶりに反発した。
マイクロン・テクノロジー<MU>は26.06ドル高の904.90ドル(+2.97%)と反発し、終値で900ドル台を回復した。
時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は2.96ドル高の217.09ドル(+1.38%)、AMD<AMD>は9.30ドル高の538.05ドル(+1.76%)と、そろって4営業日ぶりに反発した。
ARMホールディングス<ARM>も0.25ドル高の228.05ドル(+0.11%)と、小幅に反発した。
半導体製造・製造装置関連では、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>が7.61ドル高の420.22ドル(+1.84%)と4営業日ぶりに反発した。ASMLホールディング<ASML>も5.60ドル高の1,647.12ドル(+0.34%)と反発した。
米国の主な半導体関連株の騰落一覧(19日、現地時間終値)
19日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
- エヌビディア(NVDA):217.09ドル(+1.38%)
- AMD(AMD):538.05ドル(+1.76%)
- ARMホールディングス(ARM):228.05ドル(+0.11%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):904.90ドル(+2.97%)
- サンディスク(SNDK):1,371.12ドル(+5.53%)
- SKハイニックス(SKHY):142.87ドル(+4.67%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):420.22ドル(+1.84%)
- ASMLホールディング(ASML):1,647.12ドル(+0.34%)
米半導体関連銘柄の値動き一覧
記者コメント
20日の東京市場で、日経平均は841円安と続落し、一時は下げ幅が1,100円を超えた。TOPIXも▲1.43%と反落し、取引時間中には4,000を割り込んだ。業種別では33業種中24業種が下落し、非鉄金属(▲5.65%)や銀行業(▲4.33%)などの下げが目立った。
人工知能(AI)・半導体関連銘柄の一角には、改めて売り圧力が強まっている。20日には韓国市場でSKハイニックス株が大きく下落した。米国市場では19日、コアウィーブ株が取引時間中に59.25ドルまで下げ、52週安値を更新していた。
半導体・AI関連7銘柄はそろって下落した。フジクラとSUMCOは6%超下げ、JX金属は6営業日続落となった。前日19日(現地時間)の米国市場では、SOX指数が9営業日ぶりに反発し、ピックアップした8銘柄もそろって上昇していたが、東京市場の半導体・AI関連株は逆の動きとなった。
免責事項
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フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
