増収増益の好決算を発表した信越化学工業。しかし決算発表後に株価は急落しました。一体なぜ市場は失望したのでしょうか?元機関投資家の泉田良輔氏が、電子材料と塩ビの相殺構造やコンセンサスとのギャップから、株…
この記事はここがポイント
- 信越化学の第1四半期は増収増益だったが、2年前の利益水準には戻っていない
- 好調な「電子材料(半導体)」の利益増を、不調な「塩ビ」の利益減が相殺してしまった
- 株価急落の最大の原因は、投資家の高すぎる期待(コンセンサス)と会社予想との乖離にある
半導体材料のシリコンウエハーで世界1位(「統合報告書2026」より)を占め、日本の半導体関連銘柄を牽引する存在である信越化学工業。直近の第1四半期決算では、増収増益という一見すると堅調な数字を発表しました。しかし、決算発表直後に同社の株価は急落し、市場に驚きを与えました。AI・半導体関連への期待が高まるなかで、なぜ最上流に位置する信越化学の株価は大きく売り込まれたのでしょうか。この理由について、元機関投資家の泉田良輔氏が信越化学の株価の動きと会社からのメッセージを読み解き、プロの投資家ならではの…
信越化学工業 4063 日足チャート/TOPIX比較
1/3

「イズミダイズム」はモニクルグループが運営する金融・経済YouTubeチャンネルです。フィデリティ投信や日本生命出身の元機関投資家の泉田良輔が、プロの視点から経済ニュースの裏側や資産形成のトピックを論理的に解説します。
監修者
この著者の記事一覧株式会社モニクルリサーチ代表取締役。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。元機関投資家。フィデリティ投信や日本生命で日本株式や米国株式の証券アナリストやファンドマネージャーとして勤務。東京科学大学大学院非常勤講師。