三井物産(8031)、当期利益は2期連続の減益。それでも増配を続ける総合商社の資本戦略とは?
T. Schneider/Shutterstock.com
執筆者石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ
19:30
三井物産(8031)、当期利益は2期連続の減益。それでも増配を続ける総合商社の資本戦略とは?
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この記事はここがポイント

  • 三井物産は当期利益が2期連続減益も、年間配当を115円から140円へ増配計画。
  • 当期利益は2023年3月期1兆1,306億円から2026年3月期8,340億円へ減少。
  • 資源益一巡後、非資源利益と株主還元の両立が今後の地力。

総合商社と聞くと、著名投資家も買う優良株で業績も右肩上がり、というイメージが先に立つ人もいるだろう。だが三井物産(8031)の当期利益(IFRS)は、資源価格の一巡を受けて直近2期は緩やかに減っている。

しかし、それでも会社は増配を続ける。株価と決算、そして資本の配り方などを重ねて考えてみたい。

※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。

過去1年で大きく水準を切り上げた株価

出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

月末終値では、株価は2025年8月末の3,400円台から上昇基調をたどり、2026年3月末には5,900円台と、過去1年の月末終値で最も高い水準に達した。その後はやや調整し、2026年7月時点では4,900円台にある。

1年でみれば大きく水準を切り上げた一方、直近数カ月は高値からいったん上げ幅を吐き出した状況だ。

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石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ

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