執筆者和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ
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投資対象は米国のみ503銘柄:組入上位銘柄と業種を確認

S&P500ファンドの特徴は、投資先が米国株式に完全に絞られている点です。オルカンが約63ヵ国・2800銘柄以上に分散しているのに対し、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の組入銘柄数は503銘柄、すべて米国企業です。

組入上位10銘柄(2026年6月末時点)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)組入上位10銘柄

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)組入上位10銘柄
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)組入上位10銘柄
  • 1位:NVIDIA CORP(アメリカ 半導体・半導体製造装置)7.3%
  • 2位:APPLE INC(アメリカ テクノロジ・ハードウェア・機器)6.4%
  • 3位:MICROSOFT CORP(アメリカ ソフトウェア・サービス)4.2%
  • 4位:AMAZON.COM INC(アメリカ 一般消費財・サービス流通・小売り)3.6%
  • 5位:ALPHABET INC-CL A(アメリカ メディア・娯楽)3.2%
  • 6位:BROADCOM INC(アメリカ 半導体・半導体製造装置)2.7%
  • 7位:ALPHABET INC-CL C(アメリカ メディア・娯楽)2.6%
  • 8位:MICRON TECHNOLOGY INC(アメリカ 半導体・半導体製造装置)2.0%
  • 9位:META PLATFORMS INC-CLASS A(アメリカ メディア・娯楽)1.9%
  • 10位:TESLA INC(アメリカ 自動車・自動車部品)1.8%

組入上位10業種(2026年6月末時点)

  • 1位:半導体・半導体製造装置 18.6%
  • 2位:テクノロジ・ハードウェア・機器 10.5%
  • 3位:メディア・娯楽 8.9%
  • 4位:ソフトウェア・サービス 8.1%
  • 5位:資本財 6.8%
  • 6位:金融サービス 6.8%
  • 7位:医薬品・バイオテクノ・ライフ 5.9%
  • 8位:一般消費財・サービス流通・小売り 5.2%
  • 9位:銀行 3.4%
  • 10位:ヘルスケア機器・サービス 3.1%

業種別では半導体(18.6%)とテクノロジ・ハードウェア(10.5%)だけで約30%を占め、いわゆる「テック系」銘柄への集中度が高いのが特徴です。

S&P500ファンドには、米国市場の時価総額に応じて自動でリバランスが行われる仕組みがあります。ただし、このリバランスはあくまで「米国内での調整」です。将来、欧州やアジアの企業が台頭してきた場合でも、それらは自動では組み込まれません。

同じeMAXISシリーズのオルカンと何が違う?

同じeMAXISシリーズで人気のオルカン(全世界株式)は、米国が約63%を占めながらも、残りの約37%は日本・英国・台湾・カナダなど世界各国の株式に分散されています。

一方、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資対象は米国100%です。S&P500ファンドは「米国経済の成長をより純粋に取り込める」という強みがある反面、米国株が下落した場合の影響をダイレクトに受けやすいという側面もあります。

S&P500ファンド1本で運用する場合は、債券ファンドや国内株式、金(ゴールド)など、米国株以外の資産と組み合わせることが、リスク分散の観点から有効な考え方のひとつといえます。

和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ

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