還暦(60歳)の31.8%が「貯蓄100万円未満」!ウチは平均以上かデータで確認【元公務員が解説】
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還暦(60歳)の31.8%が「貯蓄100万円未満」!ウチは平均以上かデータで確認【元公務員が解説】

家計を立て直す3つの視点とは

執筆者太田 彩子LIMO&ファイナンス編集部記者
07:30
還暦(60歳)の31.8%が「貯蓄100万円未満」!ウチは平均以上かデータで確認【元公務員が解説】
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還暦は60年の節目、多くの人にとって退職を意識する時期です。

定年後の再雇用や年金受給の開始が視野に入ってくる一方で、想像していたよりも貯蓄が少なく不安を抱える方も少なくないようです。

筆者は地方公務員として自治体業務をしていましたが、相談内容には「年金の手取りが思った以上に少ない」などの声も少なくありませんでした。

実際のところ、今年還暦を迎える60歳の貯蓄額はどうなっているのでしょうか。

今回は、PGF生命「2026年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」の最新データをもとに、貯蓄100万円未満の割合と、老後を支える年金の平均月額まで解説します。

還暦人(60歳)の貯蓄事情、「100万円未満」は何割?

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)が2026年3月30日〜4月2日に実施した「還暦人(かんれきびと)に関する調査」によると、今年還暦を迎える1966年生まれの男女2000人の貯蓄額は、次のような結果でした。

現段階の貯蓄額(2026年還暦人)

現段階の貯蓄額(2026年還暦人)
出所:PGF生命「2026年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
  • 平均値:1343万円
  • 中央値:300万円

平均と中央値の差は約1000万円あり、資産を厚めに準備できた層と、そうでない層の差が大きく開いていることが読み取れます。

さらに、貯蓄額の分布を見てみましょう。

  • 「100万円未満」(最多回答):31.8%
  • 「500万円未満」の合計:54.3%
  • 「2000万円以上」:20.1%

「100万円未満」と回答した割合は31.8%と、還暦を迎えた3人に1人が老後を目前にしても十分な貯蓄を確保できていない状況です。

さらに「500万円未満」まで合わせると54.3%と過半数に達しており、還暦世代の家計はかなり厳しい姿が浮かび上がります。

調査結果を年別に見ると、貯蓄額の平均は2023年3454万円→2024年2782万円→2025年2460万円→2026年1343万円と、減少幅がさらに拡大しました。

物価高が長引く中で、日々の家計から積み立てに回す余裕がなくなっている影響も大きいと考えられるでしょう。

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