神田 翔平
65歳以上「みんなの年金」は平均で月いくら?国民年金と厚生年金の平均受給額一覧
老後の生活を支える公的年金は、重要な収入源です。受給額は、これまでの加入状況によって決まるため、人によって大きな差が生まれる点に注意が必要です。
ここでは、実際のデータをもとに、どのくらいの個人差があるのかを見ていきましょう。
国民年金の平均受給額と男女別のデータ
国民年金の平均額(全年齢)
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成3/7
- 全体平均:月額5万9310円
- 男性平均:月額6万1595円
- 女性平均:月額5万7582円
国民年金受給額の分布状況(1万円ごと)
- 1万円未満:5万1828人
- 1万円以上~2万円未満:21万3583人
- 2万円以上~3万円未満:68万4559人
- 3万円以上~4万円未満:206万1539人
- 4万円以上~5万円未満:388万83人
- 5万円以上~6万円未満:641万228人
- 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
- 7万円以上~:299万7738人
国民年金の平均月額は、男女ともに5万円台後半となっています。
受給額の分布は「1万円未満」から「7万円以上」まで見られますが、厚生年金ほど大きなばらつきはありません。これは、国民年金の満額が定められているためです。
最も多い層(ボリュームゾーン)は「6万円以上~7万円未満」であり、多くの人が満額に近い金額を受給できていることがわかります。
次に厚生年金です。
厚生年金の平均受給額と男女別のデータ
厚生年金の平均額(全年齢)
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成4/7
- 全体平均:月額15万289円
- 男性平均:月額16万9967円
- 女性平均:月額11万1413円
※上記の金額には国民年金(基礎年金)部分が含まれています。
厚生年金受給額の分布状況(1万円ごと)
- ~1万円:4万3399人
- 1万円以上~2万円未満:1万4137人
- 2万円以上~3万円未満:3万5397人
- 3万円以上~4万円未満:6万8210人
- 4万円以上~5万円未満:7万6692人
- 5万円以上~6万円未満:10万8447人
- 6万円以上~7万円未満:31万5106人
- 7万円以上~8万円未満:57万8950人
- 8万円以上~9万円未満:80万2179人
- 9万円以上~10万円未満:101万1457人
- 10万円以上~11万円未満:111万2828人
- 11万円以上~12万円未満:107万1485人
- 12万円以上~13万円未満:97万9155人
- 13万円以上~14万円未満:92万3506人
- 14万円以上~15万円未満:92万9264人
- 15万円以上~16万円未満:96万5035人
- 16万円以上~17万円未満:100万1322人
- 17万円以上~18万円未満:103万1951人
- 18万円以上~19万円未満:102万6888人
- 19万円以上~20万円未満:96万2615人
- 20万円以上~21万円未満:85万3591人
- 21万円以上~22万円未満:70万4633人
- 22万円以上~23万円未満:52万3958人
- 23万円以上~24万円未満:35万4人
- 24万円以上~25万円未満:23万211人
- 25万円以上~26万円未満:15万796人
- 26万円以上~27万円未満:9万4667人
- 27万円以上~28万円未満:5万5083人
- 28万円以上~29万円未満:3万289人
- 29万円以上~30万円未満:1万5158人
- 30万円以上~:1万9283人
男女別に見ると、男性の平均は月額16万9967円、女性は月額11万1413円と、約6万円の差があることがわかります。
また、受給額の分布を見ると「月額1万円未満」から「30万円以上」まで非常に幅広く、個人差が大きいことがうかがえます。そのため、ご自身の見込み額を個別に確認することが大切です。
オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。
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