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【厚生年金・国民年金】共働き夫婦、ふたりでいくらもらえる?《3つのパターンでシミュレーション》

家族の介護を経験した筆者が公的データから紐解く、年金だけではカバーしきれない「特別な支出」のリアル

執筆者熊谷 良子編集記者
12:06

共働き夫婦、ひと月あたりの年金額を試算する

ここからは、厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」の男女別平均データをもとに、共働き夫婦の年金月額を試算します。

厚生年金:年金月額階級別の受給権者数

厚生年金:年金月額階級別の受給権者数
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO&ファイナンス編集部作成3/4
  • 厚生年金〈男性〉平均月額:16万9967円
  • 厚生年金〈女性〉平均月額:11万1413円

※国民年金部分を含む

【共働きパターン別】夫婦の年金月額シミュレーション

  • フルタイム共働き(男女とも平均水準):16万9967円+11万1413円=約28万1380円
  • 片方はやや高収入の共働き(夫20万円・妻12万円)約32万円
  • ダブルインカムだが妻がパート厚生年金(夫17万円・妻8万円)約25万円

もっともスタンダードな「男女とも平均的な会社員」共働き夫婦の月額は、約28万1380円。

片働きモデル世帯(約23万7000円)を4万円以上上回ります。年間にすると約51万円の差になり、老後の家計にはかなり大きなインパクトです。

共働きでも「妻がずっとパート厚生年金対象外」だった場合は要注意

共働きでも、妻の勤務先が小規模で厚生年金の加入対象外だった場合、妻は国民年金のみになります。この場合の合算年金は「17万+約5.8万=約22.8万円」と、片働きモデルとほぼ同水準に。

2022年以降の適用拡大でパート層の厚生年金加入対象は広がりましたが、加入していない期間の分は年金額に反映されません。「共働き=自動的に手厚い年金」ではない点は押さえておきましょう。

熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

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