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大東建託が初の個人向け社債を発行へ、3年物で仮条件は「1.75~2.35%」

長期金利が約30年ぶりの高水準となるなか、激変する市場で個人投資家が「リテール債」を冷静に選ぶための判断基準とは?

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
12:30

投資する前に必ずチェックすべき情報と始め方

提示されている利回りは魅力的ですが、投資の判断を下す前には以下のポイントを冷静に確認する必要があります。

① 企業の信用度(格付け)

「お金を貸した企業が満期までに倒産しないか」を見極める指標が「格付け」です。

大東建託債はR&I(格付投資情報センター)から「A」という予備格付けを取得予定となっています。

一般的に「BBB」以上が投資適格とされており、「A」格付けは大手ハウスメーカーとしての信用力を測るうえでの指標となります。

② 金利上昇に伴う「途中売却リスク」

債券は満期(償還日)まで保有すれば額面金額が戻るのが原則ですが、途中で売却して換金することも可能です。

ただし、途中で売却する際の価格は市場金利の動きに左右されます。 

特に現在は長期金利への先高感が強い状況となっており、今よりもさらに市場金利が高くなった場合、途中で売却する際に債券の市場価格が値下がりし、元本割れするリスクが生じます。

そのため、基本的には「満期までの3年間は使う予定のない余裕資金」で充てることが鉄則とされています。

③ 具体的になにから始めたらよいか?

  • ステップ1:引受会社(取り扱い証券会社)の口座を確認・開設する(今回はSBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、大和証券で取り扱われます)
  • ステップ2:募集期間内(7月10日〜24日)に申し込む

個人の社債は先着順で枠が埋まってしまうことが多く、今回のように初物で注目度が高い社債は、募集開始直後に完売することもあります。

購入を検討する場合は、事前に募集開始日時をチェックし、口座に必要な購入資金を入金しておくなどの準備が必要となります。

まとめ

大東建託が初めて発行を予定している個人向け社債は、金利が上昇局面にある現在の市場において、個人投資家の新たな選択肢の一つとして浮上しています。

現在の定期預金金利を上回る年1.75〜2.35%(仮条件)という利回りが提示されていますが、今後の金利動向や途中売却時の元本割れリスクも含め、自身の資産運用方針と照らし合わせながら冷静に見極めることが重要です。

なお、投資を検討するにあたっては、証券会社から提供される「目論見書等」に必ず目を通してください。

参考

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断で行ってください。

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