パーソナルファイナンスニュース
60歳から90歳以上の厚生年金・国民年金「ふつうの金額」平均受給月額一覧。男女別の1万円刻み分布と高齢者世帯の所得内訳
齊藤 慧
平均寿命は女性87歳・男性81歳、健やかに過ごせる期間とのギャップをみる
内閣府の「男女共同参画白書 令和8年版 全体版」によると、日本人の長寿化が進む中で、誰もが健康でいきいきと暮らせる期間も着実に延びていることがわかります。
平均寿命の延びに伴い、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる「健康寿命」も延伸傾向にあります。平成13(2001)年からの推移を比較すると、男女ともに約3年程度、健康に過ごせる期間が長くなりました。
ここで注目したいのが、平均寿命と健康寿命の「ギャップ(差)」です。上記のデータから計算すると、男性で約8.5年、女性で約11.7年の差が存在します。この期間は、何らかの健康上の問題で日常生活に制限が生じ、医療や介護のサポートが必要になる可能性が高い期間を意味しています。
長寿化によって健やかな時間が延びているのは喜ばしいことですが、同時にこの約8〜12年間に及ぶギャップ期間をいかに心豊かに、そして経済的な不安を減らして過ごすかという視点が欠かせません。資産形成に加えて、医療や介護のリスクに対する理解が不可欠です。
中でも、長く健やかな生活を送る上で、今から意識しておきたいのが「認知症」への備えです。
ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格及びFP2級保有。地方銀行出身。現在はIFAとして、若年層から高齢層までの幅広い世代へ向けたファイナンシャルプラニングから投資信託・債券・保険を活用した個人向け資産運用コンサルティング業務を行う。