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【貯蓄】40~50歳のリアルな懐事情 「貯蓄ゼロが約2割」の現実。格差を乗り越える老後の備え
熊谷 良子
「コストが高いからやめとけ」と言われがちな世界のベストですが、実績はどうでしょうか。
分配金を再投資したと仮定したトータルリターン(ファンド本来の実力)を、2026年6月末基準で比較してみましょう。
※各運用会社の最新マンスリーレポート(2026年6月末基準)より。分配金再投資ベースの累積騰落率。
この比較から見えてくるのは、次の2点です。
年率約1.9%という高いコストを差し引いた上でのこの実績ですから、運用チームの実力は本物といえるのではないでしょうか。
この実績(153.08%)は、あくまで「出た分配金を一度も受け取らずに、すべて再投資し続けた場合」の数字です。
もし、このファンドの醍醐味である「毎月分配金を受け取るコース」を選んだ場合、資産を雪だるま式に増やす「複利効果」が使えなくなります。
そのため、実際に手元に残る資産の伸びは、分配金を出さずに自動で再投資してくれるオルカンやS&P500を大きく下回ることになります。
「分配金をもらいながら、オルカン以上にも資産を増やせる魔法のファンド」というわけではない、ということは投資前に必ず知っておくべき重要なポイントです。
三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。