増加する「働くシニア」と老後の資金源
少子高齢化が進むなか、年金だけで現役時代と同じ水準の老後を暮らせる人は決して多数派ではないでしょう。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)の調査データによると、現在のシニア世代の資金源の実態が見えてきます。
- 就業による収入:60歳代の42.5%が労働でカバー
- 金融資産の取り崩し:70歳代になっても27.6%が貯蓄を切り崩す
(※二人以上世帯のデータ。単身世帯でも同様の傾向)
現在では、定年後も働き続ける人が増えています。
在職老齢年金ルール、この春大幅緩和
シニアの就労を後押しするため、働きながら年金を受け取る場合の支給停止ラインである「在職老齢年金」の基準額が、2026年4月より月額51万円から「65万円」へと大幅に引き上げられました。
これにより、「働き損」を気にすることなく、しっかり稼いで生活費の不足分を補いやすくなっています。
関連タグ
証券外務員二種・相続診断士・認知症介助士。厚生労働省等の一次資料分析や「お金と暮らし」に関する記事を執筆。15年超の校閲経験と自身の介護知見を活かした、正確で信頼性の高い発信に強み。早稲田大学卒。
PROFILE
【保有資格】 二種外務員資格(証券外務員二種)、相続診断士、認知症介助士、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター 【経歴】 早稲田大学第一文学部史学科卒。書籍校閲者として人文・社会系一般書籍や教育教材などの制作に15年以上従事。 現在は金融メディア『LIMO(リーモ)』にて編集・執筆を担当。総務省や厚生労働省などが公表する「一次データ」を読み解く分析記事を得意とする。長年の紙媒体で培った編集力と、自身の家族介護から得たリアルな知見を掛け合わせ、「お金とくらし」にまつわる情報を読者目線で丁寧に発信している。 趣味は俳句とガーデニング。「言葉と暮らしを丁寧に紡ぐこと」をライフワークとしている。