中本 智恵
増加する「働くシニア」と老後の資金源
少子高齢化が進むなか、年金だけで現役時代と同じ水準の老後を暮らせる人は決して多数派ではないでしょう。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)の調査データによると、現在のシニア世代の資金源の実態が見えてきます。
- 就業による収入:60歳代の42.5%が労働でカバー
- 金融資産の取り崩し:70歳代になっても27.6%が貯蓄を切り崩す
(※二人以上世帯のデータ。単身世帯でも同様の傾向)
現在では、定年後も働き続ける人が増えています。
在職老齢年金ルール、この春大幅緩和
出所:政府広報オンライン「もっと働きたい!に応えて、在職老齢年金制度の基準額が2026年4月から引上げに」7/8
シニアの就労を後押しするため、働きながら年金を受け取る場合の支給停止ラインである「在職老齢年金」の基準額が、2026年4月より月額51万円から「65万円」へと大幅に引き上げられました。
これにより、「働き損」を気にすることなく、しっかり稼いで生活費の不足分を補いやすくなっています。
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。
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