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【厚生年金・国民年金】6月支給分から増額も、この5年間でどう推移した?プラス改定の裏に潜むシビアな現実《男女別グラフ付》

月26.4万円の生活費は、2%のインフレが続けば10年後には約32.2万円へ膨らむ計算に。シミュレーションから探りたい《老後の家計防衛術》

執筆者熊谷 良子編集者
14:06

「国民年金」の受給額、近年の推移と実態を見る

厚生労働省年金局の「2024年度(令和6年度) 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、国民年金(老齢基礎年金)の最新の平均受給額を確認します。

国民年金《平均年金月額》

国民年金《平均年金月額》

国民年金のグラフ
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成
  • 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
  • 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万7582円

では、ここ数年の平均受給額はどのように推移しているのでしょうか。直近5年間の全体の平均額の推移を見てみます。

直近5年間の国民年金 平均年金月額の推移

2020年~2024年:国民年金 平均年金月額の推移

〈直近5年間の国民年金 平均年金月額の推移〉
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
  • 2020年度:5万6252円
  • 2021年度:5万6368円
  • 2022年度:5万6316円
  • 2023年度:5万7584円
  • 2024年度:5万9310円

国民年金の平均月額は、男女ともに5万円台後半から6万円程度で推移しています。

2026年度の国民年金(老齢基礎年金)の満額は月額7万608円(※1956年4月2日以後生まれの方の場合)と定められており、極端な個人差は出にくいものの、これだけで毎月の生活費をすべてまかなうのは非常に困難であることがわかります。

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