「オルカン」と「S&P500」の運用実績を比較
2026年6月末時点の実際の運用実績を比較してみましょう。
オルカンの基準価額・純資産総額の動向
オルカンの基準価額及び純資産総額の比較
出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
【2026年6月30日基準】
- 設定日:2018年10月31日
- 基準価額:3万8017円
- 純資産総額:約12兆7440億円
- 設定来の運用実績:+280.2%
- 直近1年間の運用実績:+38.24%
- 直近6カ月の運用実績:+13.94%
- 直近3カ月の運用実績:+18.15%
S&P500の基準価額・純資産総額の動向
S&P500の基準価額および純資産総額の推移
出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
【2026年6月30日基準】
- 設定日:2018年7月3日
- 基準価額:4万4399円
- 純資産総額:約12兆2755億円
- 設定来の運用実績:+344.0%
- 直近1年間の運用実績:+36.50%
- 直近6カ月の運用実績:+12.30%
- 直近3カ月の運用実績:+19.41%
比較結果のまとめ
直近1年・6カ月・1カ月ではオルカンが、直近3カ月と設定来ではS&P500が上回っています。
S&P500は2018年7月に設定され、オルカンより約3カ月早く運用がスタートしています。約8年の累積では米国株が好調に推移した期間が多かったこともあり、設定来のリターンはS&P500が上回る結果となっています。
一方、直近1年(2025年6月〜2026年6月)では、ドル円のやや円高傾向と新興国株式市場の堅調さが追い風となり、オルカンがわずかに上回りました。2026年3月の世界同時株安後、4〜6月に急回復した局面では、3カ月単位でS&P500が優勢でした。
どちらが優れているという答えは出しにくいのが正直なところです。どの期間を切り取るかによって結果が変わるのは、投資の世界ではよくあることです。
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三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。
PROFILE
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。社内表彰歴多数。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。現在は、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、および専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて、企画・執筆・編集・監修を幅広く担当している。
金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、NISAや投資信託をはじめとするファイナンス領域を主軸に、その土台となる年金制度や社会保障、住宅ローン、相続まで横断的に分かりやすく解説。