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【前回2月は権利落ちから3営業日で▲2.39%】壱番屋<7630>優待は100株で年2,000円相当、7月の客単価は「オリジナル島カレー」好調で前年比3.9%増

配当と合わせた実質利回りや、取得タイミング次第で生じうる含み損リスクも合わせて確認

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
06:45

前回(2026年2月)は権利落ち日に▲0.98%、3営業日で▲2.39%まで拡大

それでは具体的に2月にどのように株価が動いたのか、みていきましょう。

前回の基準日は2026年2月28日(土)でした。実質的な最終取引日が2月27日(金)、権利付き最終日は2月25日(水)、権利落ち日は2月26日(木)でした。

権利付き最終日の2月25日(水)は919円で取引を終えましたが、権利落ち日の2月26日(木)は910円まで下落し、下落幅は▲9円(▲0.98%)。その後も戻りは鈍く、2営業日後の2月27日(金)は907円(前日比▲3円、▲0.33%)、3営業日後の3月2日(月)は897円(前日比▲10円、▲1.10%)まで下げ、権利付き最終日からの累計では▲22円(▲2.39%)の下落となりました。

壱番屋の権利付き最終日の前後3営業日のチャート

壱番屋の権利付き最終日の前後3営業日のチャート
出所:各データより筆者作成1/1

優待は魅力的でも、取得タイミング次第で含み損リスクも

年間2,000円相当(100株保有時)の食事券は、8月20日の株価終値942円とすると、9万4,200円の投資額に対して優待利回り2.12%、配当と合わせると3.8%相当になる計算で、外食優待としては手堅い部類に入ります。

一方で、前回のケースでは権利付き最終日から3営業日で投資額の2%超が目減りしており、権利確定直前に駆け込みで購入した場合、優待の還元額以上に株価が下落して含み損を抱えるリスクもある。優待そのものの魅力と、取得タイミングによる価格変動リスクの両面を踏まえた判断が求められます。

記者コメント

CoCo壱番屋の優待食事券は使い勝手の良さで根強い人気がありますが、権利付き最終日の翌営業日以降にまとまった下げが出るのは決して珍しくありません。

今回のケースでも3営業日かけて下落幅が拡大しており、直前の新規購入より、日頃から株価水準を見ながら計画的に仕込む方がリスクを抑えやすいと言えそうです。

直近の業績動向を見ると、2026年7月度の既存店売上高は前年比0.4%増(100.4%)とほぼ横ばいで着地。会社の発表によれば、既存店客数は人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンが好評だった一方、前年にテレビ番組「アメトーーク!CoCo壱番屋芸人」が放映された反動もあって前年比3.4%減。客単価は「オリジナル島カレー」などコラボメニューやドリンクセットの出数が好調で前年比3.9%増となり、客数減を客単価の上昇で補う形となりました。

7月は出店・退店ともになく総店舗数は1,206店で横ばい。派手さはないものの客単価主導で増収を保っている点は、8月27日の権利付き最終日に向けて優待取得を検討する際の判断材料の一つになりそうです。

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
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高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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