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60歳代・70歳代「ふたり以上世帯の貯蓄」平均いくら?年金・介護費用から見る老後家計のリアル

「口座凍結されたらどうしよう…」ずっと不安でした。介護経験者が語る《親が元気なうちにやっておきたいこと》

執筆者熊谷 良子編集者
17:16

年金だけでは足りない?老後の家計における毎月の貯蓄取り崩し額

では、年金収入だけで日々の生活費をまかなうことはできるのでしょうか。

総務省統計局の『家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要』によると、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」における平均的な家計収支は以下のようになっています。

65歳以上の夫婦のみ世帯の家計収支

65歳以上の夫婦のみ世帯の家計収支
出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
  • 実収入の合計:25万4395円(うち年金などの社会保障給付:22万8614円)
  • 実支出の合計:29万6829円(消費支出:26万3979円、非消費支出:3万2850円)
  • 毎月の赤字額:4万2434円

平均的な高齢者夫婦世帯では収入より支出が多く、不足分を貯蓄から取り崩しています。

毎月約4万2000円の赤字が30年間(65歳から95歳)続くと仮定すると、単純計算で総額約1512万円の取り崩しが必要になります。

年金収入だけでなく、どれだけ貯蓄を準備できているかが極めて重要です。

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