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何歳までもらったら元がとれる?「国民保険料」40年間で支払った総額と損益分岐点を計算【2026年に65歳になる方】

執筆者和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ
16:32

現在の受給者は実際いくら受け取っている?

「満額もらえる人ばかりじゃないのでは?」という疑問もあると思います。実際の受給状況を確認しておきましょう。

厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の平均年金月額は以下のとおりです。

  • 全体平均:月5万9310円
  • 男性平均:月6万1595円
  • 女性平均:月5万7582円

満額を受け取っている方は全体の一部であることがわかります。未納期間や免除期間があれば、その分だけ受給額は少なくなります。

国民年金:年金月額階級ごとの受給権者数グラフ

国民年金:年金月額階級ごとの受給権者数グラフ
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成
  • 1万円未満:5万1828人
  • 1万円以上〜2万円未満:21万3583人
  • 2万円以上〜3万円未満:68万4559人
  • 3万円以上〜4万円未満:206万1539人
  • 4万円以上〜5万円未満:388万83人
  • 5万円以上〜6万円未満:641万228人
  • 6万円以上〜7万円未満:1715万5059人
  • 7万円以上:299万7738人

最も多いのは「月6万〜7万円台」の層です。長期間にわたって保険料を納め続けることが、受給額を満額に近づける最も確実な方法といえます。

まとめ

「払い損では?」と感じることもある国民年金ですが、71歳10カ月を超えてからは、生きている限り受け取り続けられる「長生きのお守り」です。

平均寿命を考えると、多くの方にとって受け取り超過になる仕組みといえます。

  • 40年間の支払総額:約577万円
  • 元が取れる年齢:71歳10カ月(65歳受給開始の場合)
  • 月400円の付加保険料で、受給開始2年後から純粋なプラスに

現役世代の皆さんは、ご自身の「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で現在の納付状況を確認し、未納期間がある方は追納の検討をしてみてください。

付加保険料については、最寄りの年金事務所で申し込むことができます。

小さな一歩が、老後の安心につながります。

国民年金保険料の変遷

国民年金保険料の変遷
出所:日本年金機構「国民年金保険料の変遷」

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