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【元銀行員が指摘】50代のNISA「50代からは遅い」は本当?想定外に長い“リアルな寿命”と
三石 由佳
新NISAは途中の取り崩しができるのは安心できますが、気をつけたい点もあります。
まず、値下がりしている局面で売ると、その時点で損失が確定してしまいます。取り崩すなら、本当に必要な分にとどめ、できれば値動きが落ち着いているタイミングと考えておきたいところです。
また頻繁に売買を繰り返すと、長期・分散・積立というつみたて投資の利点を活かしにくくなりますので、あくまで「いざというときの引き出し」とするといいでしょう。
投資信託が現金化されるまでにも日数がかかるため、取り崩す際には余裕をもって売却を行う必要がある点にもご注意ください。
新NISAは運用なのでリスクがありますが、老後に不安を抱える現代では資産を築く選択肢の一つになります。
まずは無理のない金額で続けながら、もしものときの取り崩しも「使える選択肢」として頭の片隅に置いておくのも一つです。また、あわせて積立金額についてもライフイベントなどに応じて無理のない範囲で見直すといいでしょう。
なお、試算は一定の前提に基づくものです。ご自身の場合については情報収集やシミュレーションをおこない、納得のいく運用を考えてみてくださいね。
野村證券株式会社出身。FP2級・証券外務員一種を保有。国内外株式、投資信託、債券、保険商品まで幅広い資産運用に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集長として記事も執筆。