菅原 美優
月5万円を20年間の積立投資シミュレーション。途中で100万円取り崩したら?
新NISAは、原則60歳まで引き出せないiDeCoに比べると、自分の好きなときに途中で引き出せるという特徴があります。長い人生、途中で資産を取り崩す必要がでる局面もあるでしょう。
NISAシミュレーション
出所:金融庁「NISAの活用事例」2/2
今回は金融庁の「NISAの活用事例」を参考に、月5万円を20年間積み立てるなかで、10年が経った時点で100万円を取り崩し、その後も積み立てを続けるというケースではいくらになるかをみていきましょう。
同庁のシミュレーションによると、20年間に投資する累計の元本は1200万円。そのうち、10年目に100万円を引き出します。
仮に一律年利3%で運用できたとすると、手元に入る総額は合計約1600万円(内訳は最終的な運用残高約1500万円+途中売却額100万円)となる試算です。
取り崩した分一時的に資産は減りますが、その後も運用を続けるあいだは複利の効果が働き続けます。長い目で見れば途中で引き出しても、運用を続けることで資産形成を立て直せる可能性はあるでしょう。
一方で、年利3%はあくまで一定で運用できた場合の前提となることにご留意ください。
野村證券株式会社出身。FP2級・証券外務員一種を保有。国内外株式、投資信託、債券、保険商品まで幅広い資産運用に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集長として記事も執筆。
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