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ことし65歳を迎える方へ。緑の封筒「年金請求書」が届いたらどうする?正しい手続き・進め方を解説

「年金生活者支援給付金請求書」が同封されている人も

執筆者和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ
20:32

65歳の年金請求書、届いたらどうする?

年金請求書が届いたときに確認しておきたいポイントを、順番にご紹介します。

①送付されるタイミング:65歳の誕生月の3カ月前

年金請求書(緑色の封筒)は、原則として65歳の誕生月の3カ月前に、日本年金機構から自宅に送付されます。

1961年(昭和36年)生まれの方であれば、2026年中の該当タイミングで届きます。

②封筒の中身を確認する

封筒の中には、以下の書類が同封されています。届いたらまず全部取り出して、内容を確認しておきましょう。

  • 年金請求書(本紙)
  • あなたの年金加入記録の一覧
  • 手続きの案内リーフレット
  • 返信用封筒

年金加入記録は「ねんきん定期便」で確認してきたものと同じ形式です。

内容を照合し、記録に漏れや誤りがあれば、年金事務所に相談して訂正手続きを行いましょう。

③提出時期:65歳の誕生日以降に提出できる

年金請求書を提出できるのは「65歳の誕生日以降」です。提出先はお近くの年金事務所または年金相談センターとなります。

誕生日より前に提出しても受理されないため、ご注意ください。

④必要な添付書類を準備する

請求書の提出には、以下の書類が必要です。事前に準備しておくとスムーズです。

  • 戸籍謄本(または戸籍抄本)
  • 住民票(世帯全員分)
  • 本人の預金通帳(振込先確認用)
  • マイナンバーカードまたは通知カード
  • 配偶者がいる場合は、配偶者の年金証書など

加給年金や振替加算の対象となる可能性がある場合は、配偶者の年金情報も必要になります。

⑤繰下げ受給を検討する場合は「あえて請求しない」選択肢も

65歳で年金を請求せず、66歳以降まで受給開始を遅らせる「繰下げ受給」という選択肢もあります。

1カ月繰り下げるごとに年金額が0.7%増額され、最大75歳まで繰り下げると84%の増額になります。

60代前半に就労収入が十分ある方にとっては、検討する価値がある制度です。

ただし、ご自身の健康状態や家計の状況によっても判断は変わりますので、家族とも相談しながらじっくりと考えてみてください。

⑥手続きを長期間放置すると「時効」に注意

年金の請求権は5年で時効となります。

65歳になった後も長期間請求しないでいると、さかのぼって受け取れる期間が短くなる可能性があります。

「繰下げを選ぶ予定ではないが、手続きをまだしていない」という方は、早めに対応することをおすすめします。

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和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ

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