住宅ローンを借り換えるメリット
十分に検討して組んだ住宅ローンですが、借り換えることで次のようなメリットがあります。
毎月の返済額・総返済額を減らせる
過去に金利が高い時期に借りていた場合、現在より低い金利のローンへ借り換えることで、毎月の返済額や総返済額を圧縮できる可能性があります。残りの返済期間が長いほど、その恩恵は大きくなります。
金利上昇リスクに備えられる
変動金利から固定金利へ借り換えることで、今後の金利上昇によって返済額がさらに膨らむリスクを抑えられます。固定金利タイプへの切り替えで月々の返済額が多少増えることもありますが、将来の金利変動に左右されない「安心感」を手に入れられるというメリットがあります。
団信の保障内容を見直せる
近年の住宅ローンは、がん保障や三大疾病保障、就業不能保障などを付加できる団信の商品が充実しています。借り換えのタイミングで保障内容を見直すことで、現在よりも手厚い保障に切り替えられるケースもあります。
住宅ローンを借り換えるデメリット
住宅ローンの借り換えにおける大きなデメリットは、新たに諸費用がかかること。
諸費用がかかる
借り換えは「お得」な印象がありますが、手続きにはさまざまな費用が発生します。主な費用の内訳は以下の通りです。
- 新しいローンの借入手数料・保証料
- 抵当権設定に伴う登記費用(司法書士報酬含む)
- 現在のローンの繰上返済(一括返済)手数料
- 抵当権抹消の登記費用
これらを合計すると、数十万円規模になることも珍しくありません。「金利が下がるから借り換えた方がいい」という判断は、こうした諸費用を含めたトータルコストで比較してこそ正しい判断といえます。金利差だけで飛びつくのは注意が必要です。
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三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。
PROFILE
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。社内表彰歴多数。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。現在は、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、および専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて、企画・執筆・編集・監修を幅広く担当している。
金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、NISAや投資信託をはじめとするファイナンス領域を主軸に、その土台となる年金制度や社会保障、住宅ローン、相続まで横断的に分かりやすく解説。
