【オリエンタルランド(4661)】全体相場が急落するなか「8連騰」の力強さ!終値2,650円は3カ月ぶり高水準、9月末の“30周年特別優待”が話題のワケ
Songsak C/Shutterstock.com
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【オリエンタルランド(4661)】全体相場が急落するなか「8連騰」の力強さ!終値2,650円は3カ月ぶり高水準、9月末の“30周年特別優待”が話題のワケ

次回9月の優待は、3年待たずに「新規で100株」でOK!ディズニーの1デーパスポートがもらえる「大盤振る舞い」

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
04:30
【オリエンタルランド(4661)】全体相場が急落するなか「8連騰」の力強さ!終値2,650円は3カ月ぶり高水準、9月末の“30周年特別優待”が話題のワケ
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2026年7月13日の東京株式市場は、大幅反落の展開となりました。取引時間中に韓国総合株価指数(KOSPI)が急落し、サーキットブレーカーが発動。

この流れを受けて国内市場でもリスクオフの姿勢が強まり、キオクシアホールディングスをはじめとする主要な半導体関連株を中心に売りが先行しました。

一方で、全面安の様相とはならず、小売りやエンタメ関連、外食などの「内需銘柄」や銀行セクターなどには、下値を拾う物色買いが入っています。

こうした逆風の地合いのなかで、なんと「8連騰」とひときわ力強い値動きを見せたのが、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)です。

13日は高値引けとなる2,650円で取引を終え、終値ベースでは4月8日以来、約3カ月ぶりの高水準となりました。

同社を巡っては、7月下旬に予定されている2027年3月期第1四半期決算が目先の注目材料となります。

さらに9月末には、上場30周年記念として今回だけ新規に100株の購入で「1デーパスポート」がもらえる特別な株主優待の権利確定も控えており、市場の関心が高まっています。

この記事では、オリエンタルランド(4661)の最新株価と指標、直近1年の値動きを振り返ります。

【オリエンタルランド(4661)】7月13日の株価終値は「2,650円」

オリエンタルランドの13日の値動きを振り返ります。

大引けにかけて上昇幅を広げ、この日の最高値で取引を終える「高値引け」となりました。

終値ベースで2,650円を上回っていたのは2026年4月8日(終値2,674円)以来、約3カ月ぶりの高水準となります。

同社株は5月25日に直近の最安値(終値2,125.5円)をつけていましたが、そこから急速に下値を切り上げ、今回の「8連騰」によって復調の兆しが強まっています。

7月1日の終値(2,412円)からの8営業日で、株価は238円(約9.9%)も上昇した計算になります。

  • 株価(終値):2,650円
  • 前日比:+1.34%
  • 始値:2,624円
  • 高値:2,650円
  • 安値:2,597円
  • 出来高:3,837,200株
  • 時価総額:4,771,195百万円
  • 売買代金:10,104百万円
  • PER(会社予想):38.18倍
  • PBR(実績ベース):3.95倍
  • 配当利回り:0.6%

【オリエンタルランド(4661)】チャートで1年間の値動きをチェック

ここ1年間の株価推移をチャートで振り返ってみましょう。

同社株は、中国政府による渡航自粛要請などを背景に、昨年11月から緩やかな下落基調が続いていました。

今年4月28日の取引終了後、株主優待の拡充と通期決算を発表したものの、市場の期待に届かず祝日明け30日には10%超の急落(終値2,188.5円)を記録。

その後も軟調な地合いが続き、5月25日には年初来安値となる2,103円まで落ち込みました。

日本株全体は半導体やAI関連銘柄が牽引する形で連日高値を更新していましたが、オリエンタルランドをはじめとする内需・エンタメ関連株には買いが入りにくい状況が続いていました。

5月下旬以降、株価は2,100円〜2,300円台の狭いレンジ内でもみ合う展開が続いていましたが、足元ではようやく緩やかに下値を切り上げる上昇基調へとシフトしています。

オリエンタルランド株の年間チャート

オリエンタルランド株の年間チャート
出所:各資料より筆者作成
オリエンタルランド株の年間チャート

目先の注目材料:7月下旬の「2027年3月期 第1四半期決算」

同社を巡っては、間近に迫った複数の材料に市場の関心が集まっています。

まずは、7月下旬に発表が予定されている「2027年3月期 第1四半期(1Q)決算」です。

インバウンド(訪日外国人旅客)の足元の動向や客単価の推移がどのように業績に反映されているか、目先の動向を占う大きな注目材料となります。

9月末には「上場30周年記念」の特別な株主優待も

さらに、個人投資家の視線を引きつけているのが、9月末に控える「上場30周年記念の特別株主優待」の権利確定です。

通常、同社の人気優待である「1デーパスポート」を手に入れるには、複数年の継続保有や多くの株数が必要となります。

しかし今回は「今回限りの特例」として、新規に100株を購入・保有することで1デーパスポートが1枚進呈されます。

この“今だけのチャンス”が、市場における買い安心感や株価の下支えにつながっているとの見方もあります。

投資資金「約27万円」でOK!上場30周年記念「特別株主優待」が“特別”なワケとは

9月末に実施される特別株主優待の内容は「大盤振る舞い」です。

通常の優待との違いを整理して解説します。

特別株主優待の概要(2026年9月30日基準日)

  • 対象株主:2026年9月30日(基準日)時点で、100株以上を保有しているすべての株主
  • 優待内容:「株主用パスポート((東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークで利用できる1デーパスポート)」を1枚贈呈(現行の通常優待・長期優待にプラスして配布)
  • 配布予定時期: 2026年12月(有効期限は2027年8月31日まで

注意点として、優待をもらうには、権利付き最終日である2026年9月28日(月)の取引終了時点(15:30)で、株式を保有している必要があります。

また、株主用パスポートは、年越し特別営業などの特別営業時間では利用できません。

通常時との違いは?

本来の条件と、今回の記念優待でどれだけハードルが下がったのかが、分かりやすく伝わるように整理しました。

通常の優待で9月末の権利確定でパスポートをもらうには、以下のいずれかをクリアする必要があり、初心者にはハードルが高い仕組みとなっています。

初めて株主になり、3年を待たずに優待を獲得したいなら、9月の権利確定の場合は「2,000株以上」保有する必要があります。

仮に株価を13日の終値2,650円とした場合、必要な資金は「530万円」にも上ります。

通常の条件(9月末の条件)

  • 100株以上を3年以上継続して保有する
  • 2,000株以上を保有する

しかし今回は、同社の上場30周年を記念して条件が大幅に緩和されています。

今回の特別条件(2026年9月末限定)

  • 保有期間に関わらず、100株持っていれば最低1枚もらえる

※3年以上の長期保有、2,000株以上の条件を満たしている株主は通常優待分に特別優待1枚が上乗せされます

新規に優待を狙う場合、必要な株式数は「100株」で済むため、仮に株価が2,650円であれば投資資金は「26万5,000円」となります。

通常であれば、9月末の権利確定でパスポートを手に入れるには500万円以上のまとまった投資(2,000株)が必要だったところ、9月は約27万円(100株)の投資からでも「今回限りの1枚」が手に入るわけですから、個人投資家にとっては異例のチャンスと言えます。

なお、このように保有期間の縛りなしで100株からパスポートがもらえる記念優待は、2025年9月に実施された「創立65周年記念」に続いて2回目です。

通常の株主優待は何株が対象?長期保有株主向け優待も解説

オリエンタルランドが通常実施している株主優待制度についても確認しておきましょう。

本来、同社の株主優待は「通常株主優待制度」と「長期保有株主様向け優待制度」の2つの制度で構成されています。

まずは、保有株式数に応じて「1デーパスポート」がもらえる通常株主優待制度の内容から解説します。

通常優待の内容:保有株式数ごとのパスポート配布枚数

  • 500株以上:0枚・1枚
  • 2000株以上:1枚・1枚
  • 4000株以上:2枚・2枚
  • 6000株以上:3枚・3枚
  • 8000株以上:4枚・4枚
  • 10000株以上:5枚・5枚
  • 12000株以上:6枚・6枚

※配布枚数は「9月末基準日・3月末基準日」の順で記載

次回、9月末の基準日では2,000株以上の株式を保有していると優待の対象となります。

3月末の基準日とは異なり、500株では対象とならない点に注意が必要です。

長期保有株主向け優待制度の概要

この制度は、株式を長期間保有する株主を対象としており、通常の優待とは別に、毎年1枚のパスポートが追加で進呈されます。

対象となるのは、2023年9月30日を最初の基準日として、100株以上の株式を3年以上継続して保有している株主です。

条件として、毎年3月31日と9月30日の株主名簿に、同一の株主番号で連続7回以上記載または記録されることが求められます。

100株以上500株未満の保有では通常優待の対象にはなりませんが、この長期保有条件を満たすことで、追加優待のパスポートを受け取ることができます。

【発送時期】オリエンタルランドの株主優待はいつ届く?

オリエンタルランドの株主優待(株主用パスポート)が手元に届く時期は、権利確定の基準日(3月末・9月末)に応じて、年に2回あります。

優待パスポートの発送時期一覧

  • 3月31日基準日(通常優待・すでに終了):6月上旬に発送
  • 9月30日基準日(通常優待・今回の特別優待):12月上旬に発送予定

今回発表されて話題となっている上場30周年の「特別株主優待」は、9月末が基準日となるため、配布時期は2026年12月(予定)となります。

おわりに

2026年7月13日の東京株式市場が大幅反落するなか、8連騰と力強さを見せたびがオリエンタルランド(4661)です。

株価は約3カ月ぶりの高水準となる2,650円まで急回復しました。

市場の関心は、7月下旬の1Q決算と、9月末の「上場30周年記念の特別株主優待」に集まっています。

今回の特別優待は、通常なら500万円以上の投資や3年以上の長期保有が必要な「1デーパスポート」が、保有期間に関わらず、わずか100株(投資資金約27万円)で1枚もらえるという破格の“大盤振る舞い”です。

権利付き最終日である9月28日(月)の取引終了時点で株式を保有していれば、12月上旬に優待が発送される予定です。

全体相場の逆風を跳ね返す力強さを見せる同社株。

ディズニー優待を手に入れる絶好のチャンスとして、個人投資家からの熱い視線はさらに高まるのかもしれません。

参考資料

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
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高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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