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【老後資金】65歳以上で「貯蓄4000万円超」は2割!最新データで見えた年金生活のリアルと”想定外”の介護費用

親の介護に直面したアラフィフエディターが痛感。年金だけで暮らせない時代の「厳しい家計事情」と「長く働く」本当の意味

執筆者熊谷 良子編集記者
05:06

公的年金「厚生年金・国民年金」の平均月額はいくら?

公的年金制度は生涯にわたって受け取れる重要な収入源ですが、年金収入のみで生活が成り立っている世帯は決して多くありません。

現在のシニア世代は毎月どの程度の年金を受給しているのでしょうか。厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに見ていきます。

厚生年金の「平均月額」を見る

厚生年金《平均月額の男女差・個人差に着目》

厚生年金《平均月額の男女差・個人差に着目》
厚生年金《平均月額の男女差・個人差に着目》

〈全体〉平均年金月額:15万289円

  • 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
  • 〈女性〉平均年金月額:11万1413円

※国民年金部分を含む

受給額は月1万円未満から30万円以上まで幅広く分布しており、個人差が大きい点も特徴です。

国民年金の「平均月額」を見る

国民年金《平均月額の男女差・個人差に着目》

国民年金《平均月額の男女差・個人差に着目》
国民年金《平均月額の男女差・個人差に着目》

〈全体〉平均年金月額:5万9310円

  • 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万7582円

最も多い層は「月額6万円以上~7万円未満」です。保険料が原則一律の仕組みのため、厚生年金と比べると受給額のばらつきは比較的少ないといえます。

まとめにかえて

今回は、現在のシニア世代の暮らしぶりを「生活意識」「貯蓄額」「就業率」「年金額」という4つのデータから確認してきました。

物価高の影響もあり、年金だけでゆとりある生活を送ることは容易ではありません。年金受給額には個人差があり、不足分はこれまでの貯蓄を取り崩すか、労働収入で補うことになります。

実際に、65歳以降も働き続けるシニア層は年々増加しており、「長く働くこと」は老後の家計を支える重要な選択肢です。しかし、健康面や体力面から、誰もがいつまでも働き続けられるとは限りません。

安心した老後を迎えるためには、現役時代からの計画的な資産形成(貯蓄や投資)にコツコツと取り組むと同時に、長く働くための健康づくりという「両輪」で将来に向けた準備を進めていくことが不可欠と言えるでしょう。

参考資料

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熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

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