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【老後資金】65歳以上で「貯蓄4000万円超」は2割!最新データで見えた年金生活のリアルと”想定外”の介護費用

親の介護に直面したアラフィフエディターが痛感。年金だけで暮らせない時代の「厳しい家計事情」と「長く働く」本当の意味

執筆者熊谷 良子編集記者
05:06

65歳以上世帯の貯蓄額はどれくらい?

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-」から、世帯主が65歳以上の二人以上世帯の貯蓄状況を見てみましょう。

二人以上世帯のうち「世帯主が65歳以上のシニア世帯」貯蓄額の平均・中央値

二人以上世帯のうち「世帯主が65歳以上のシニア世帯」貯蓄額の平均・中央値
二人以上世帯のうち「世帯主が65歳以上のシニア世帯」貯蓄額の平均・中央値はいくら?

平均値と中央値

  • 平均値:2564万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値:1777万円

平均貯蓄額は2564万円となっていますが、この数値には高額な資産を保有する世帯の影響が含まれています。

そのため、実態を把握する際には、貯蓄額を順番に並べたとき中央に位置する「中央値(1777万円)」に目を向けることが重要です。

【貯蓄額別に見る】65歳以上世帯の資産分布

貯蓄額の分布状況を見ると、最も多いのは「4000万円以上」の世帯で21.1%を占め、約5世帯に1世帯の割合にのぼります。

次いで多いのが「3000万円〜4000万円未満(9.0%)」、「2000万円〜2500万円未満(8.2%)」と続きます。

一方で、貯蓄額が「300万円未満」の世帯も合計で14.8%存在しており、十分な資産を保有している世帯とそうでない世帯で、シニア世代の資産状況には大きな開き(二極化)が見られます。

老後資金が十分でない場合や、物価上昇によって資産の取り崩しが想定以上に進む場合には、定年後も働き続けて収入を確保することが現実的な選択肢となるでしょう。

次章では、高齢者の就業状況について見ていきます。

熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

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