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【貯蓄】40~50歳のリアルな懐事情 「貯蓄ゼロが約2割」の現実。格差を乗り越える老後の備え

「みんな、結局何歳まで働く?」アラフィフエディターの本音と、定年後も働き続けるために”今”仕込むべきこと

執筆者熊谷 良子編集記者
13:06

【40歳~50歳代】現役世代の貯蓄額(平均・中央値)はいくらか

引き続き同調査をもとに、40歳代・50歳代の貯蓄状況に絞って確認してみましょう。

「40歳代・二人以上世帯」の金融資産保有額をチェック

【円グラフ】40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額

【円グラフ】40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額
出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」をもとにLIMO編集部作成
  • 金融資産非保有:18.8%
  • 100万円未満:10.0%
  • 100~200万円未満:6.2%
  • 200~300万円未満:5.1%
  • 300~400万円未満:4.4%
  • 400~500万円未満:2.6%
  • 500~700万円未満:7.3%
  • 700~1000万円未満:6.1%
  • 1000~1500万円未満:9.7%
  • 1500~2000万円未満:6.5%
  • 2000~3000万円未満:8.2%
  • 3000万円以上:13.1%
  • 無回答:2.1%
  • 平均:1486万円
  • 中央値:500万円

「50歳代・二人以上世帯」の金融資産保有額をチェック

【円グラフ】50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額

【円グラフ】50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額
出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」をもとにLIMO編集部作成
  • 金融資産非保有:18.2%
  • 100万円未満:6.5%
  • 100~200万円未満:6.4%
  • 200~300万円未満:4.1%
  • 300~400万円未満:3.5%
  • 400~500万円未満:2.2%
  • 500~700万円未満:6.7%
  • 700~1000万円未満:7.7%
  • 1000~1500万円未満:9.3%
  • 1500~2000万円未満:6.1%
  • 2000~3000万円未満:8.1%
  • 3000万円以上:18.8%
  • 無回答:2.2%
  • 平均:1908万円
  • 中央値:700万円

いずれの世代でも、貯蓄の平均額は中央値を大きく上回っています。

40歳代では平均1486万円に対し中央値は500万円、50歳代では平均1908万円に対して中央値が700万円となっています。

この差は、一部の資産が多い世帯が平均値を押し上げていることを示しており、実際の多くの世帯の状況を把握するには中央値のほうが参考になります。

とくに50歳代では、「金融資産をまったく持たない」世帯が18.2%を占め、さらに貯蓄額が500万円未満の世帯も40.9%に上り、全体の4割強を占めています。

教育費や住宅ローンなどの負担が重く、収入に余裕が生まれにくいため、計画的な貯蓄が難しい世帯が多いことが背景にあります。

一方で、金融資産を3000万円以上保有する世帯も18.8%存在し、同じ世代内でも資産の二極化が進んでいることがわかります。

こうした状況を踏まえると、老後を見据えた計画的な資産形成の重要性は、以前にも増して高まっているといえるでしょう。

熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

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