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金価格は下落が続く「NISA」×「ゴールドの投資信託」×「積立投資」はアリなのか。元銀行員が解説

執筆者和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ
22:22

NISAで「金(ゴールド)の投資信託」を選ぶ3つのメリット

金への投資方法には、現物をコツコツ買い付ける「純金積立」や、取引所に上場している「金ETF(上場投資信託)」などもあります。

もしNISAの「成長投資枠」を活用していなければ、「金(ゴールド)の投資信託」という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

「NISA×投資信託」で金に投資する3つのメリットを確認していきます。

※2026年7月現在、NISAの「つみたて投資枠」対象商品に金ファンドは含まれていません。運用の際は「成長投資枠」を利用します。

運用益(売却益)がすべて非課税になる

通常、純金積立など現物の売却益は原則「総合課税の譲渡所得」となり、給与等の所得と合わせて課税されます。

年間50万円の特別控除があり、保有期間が5年を超えると課税対象が半額になる仕組みですが、営利目的の継続取引とみなされれば事業・雑所得となるケースもあります。

また、現物を受け取らない「金投資口座」等の利益は、一律20.315%の源泉分離課税(確定申告不可・扶養判定の所得からも除外)となります。

一方、NISA口座で金の投資信託を運用すれば、どれだけ値上がりしても売却益は完全に非課税です。複雑な税金計算や確定申告の手間を一切気にせず、得られた利益を丸ごと手元に残せます。

手数料(コスト)を大幅に抑えられる

コストの低さも投資信託の大きな魅力です。現物の純金積立と比較してみましょう。

  • 純金積立(現物): 購入時に2〜3%程度の手数料がかかるのが一般的。
  • 金の投資信託: ネット証券などでノーロード(購入手数料無料)のインデックスファンドを選べば、購入時のコストは0円。保有コスト(信託報酬)も年率0.1〜0.2%程度と格安のファンドが登場しています。

長期で積み立てるほど、この数パーセントのコストの差が将来の運用成果に直結します。

ただし、NISAの「成長投資枠」には、つみたて投資枠のような「ノーロード限定」という厳格な縛りがありません。

そのため、銀行や大手対面証券の窓口で勧められるファンドや一部のアクティブファンドでは、1〜2%前後の購入手数料がかかるケースもあります。コストを徹底的に抑えたいなら、「ノーロードのインデックスファンド」から選ぶと良いでしょう。

月々1000円からの「少額積立」が可能

金ETFもNISAで運用可能ですが、購入単位に端数が出たり、分配金の再投資に手間がかかるなど、どちらかというと中級者向けです。

その点、投資信託であれば月々1000円(証券会社によっては100円)から設定可能。一度設定してしまえば、自動で買い付けが行われるため、手間なく「金の積立」を続けられます。

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