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【女性の厚生年金】月15万円以上もらえるのはたった1割!? データで見る厳しい現実と「老後の備え」

ねんきん定期便を見て青ざめた…。元フリーランスが会社員に戻って痛感した「働き方と老後」の関係

執筆者熊谷 良子編集者
06:00

厚生年金「月15万円以上」もらえる女性の割合は?男女格差も

厚生年金の受給額は、現役時代の働き方に大きく左右されます。

厚生労働省の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、厚生年金(老齢基礎年金を含む)の平均受給月額は全体で15万289円です。

厚生年金の平均受給額:男女で大きな差

厚生年金(男女別)_2026_1MR_mens_womens.jpg

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出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成
  • 全体:15万289円
  • 男性:16万9967円
  • 女性:11万1413円

男女別で比較すると、女性の平均額は男性よりもかなり低いことがわかります。

では、一つの目安となる月額15万円以上を受け取っている女性は、どのくらいの割合なのでしょうか。

女性で月15万円以上を受け取る人の割合

  • 女性の受給権者総数:540万5752人
  • このうち月額15万円以上を受給している女性:66万4486人
  • 割合:約12.3%

厚生年金を月15万円以上受け取っている女性は全体の約12.3%で、およそ8人に1人という計算になります。

これに対して、男性で同じ条件を満たす人の割合は約68.8%にのぼり、受給額に著しい男女差があることが見て取れます。

女性の厚生年金受給額の分布状況

  • ~1万円未満:1万2953人
  • 1万円以上~2万円未満:3880人
  • 2万円以上~3万円未満:2万9993人
  • 3万円以上~4万円未満:6万3025人
  • 4万円以上~5万円未満:6万1945人
  • 5万円以上~6万円未満:6万9313人
  • 6万円以上~7万円未満:18万892人
  • 7万円以上~8万円未満:34万8764人
  • 8万円以上~9万円未満:54万1901人
  • 9万円以上~10万円未満:75万1358人
  • 10万円以上~11万円未満:81万3990人
  • 11万円以上~12万円未満:69万5128人
  • 12万円以上~13万円未満:52万2466人
  • 13万円以上~14万円未満:37万4169人
  • 14万円以上~15万円未満:27万1489人
  • 15万円以上~16万円未満:20万322人
  • 16万円以上~17万円未満:14万7604人
  • 17万円以上~18万円未満:10万5489人
  • 18万円以上~19万円未満:7万1561人
  • 19万円以上~20万円未満:4万8617人
  • 20万円以上~21万円未満:3万3387人
  • 21万円以上~22万円未満:2万1931人
  • 22万円以上~23万円未満:1万4116人
  • 23万円以上~24万円未満:8813人
  • 24万円以上~25万円未満:5491人
  • 25万円以上~26万円未満:3233人
  • 26万円以上~27万円未満:1811人
  • 27万円以上~28万円未満:927人
  • 28万円以上~29万円未満:479人
  • 29万円以上~30万円未満:223人
  • 30万円以上~:482人

厚生年金を月15万円以上受け取っている女性は全体の約12.3%で、およそ8人に1人にとどまります。

これに対して、男性で同じ条件を満たす人の割合は約68.8%にのぼり、著しい男女差があることが見て取れます。 分布全体を見ても、女性の受給者数が最も多いボリュームゾーンは「10万円以上~11万円未満(約81万人)」となっており、15万円以上受け取っている女性はごく少数派です。

女性は結婚や出産、育児といったライフイベントで働き方が変わることが多く、それが受給額の差につながっていると考えられます。

要注意!年金から「天引き」される税金と社会保険料

老後の資金計画を立てる上で忘れてはいけないのが、年金は「額面通りに全額受け取れるわけではない」という事実です。

年金からは介護保険料や健康保険料、住民税などが天引きされるため、実際に振り込まれる手取り額は額面の85〜90%程度になる点に注意が必要です。

例えば、見込額が15万円でも手取りは13万円前後になることも珍しくありません。

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