長井 祐人
かつてフリーランスとして働いていた筆者は、ある日届いた「ねんきん定期便」を見て、漠然とした不安を覚えました。
厚生年金に加入していない期間があった分、将来の受給見込額が想像より少なかったのです。
しかし、だからといって「年金額だけを気にして、自分らしい働き方を諦める」のはナンセンスです。
多様な働き方が広がる今、大切なのは「早めに現実を知り、自分に合った備えをしておくこと」でした。
6月に届いた住民税などの通知、そして7月から本格化する値上げラッシュに家計の厳しさを実感する中、「老後は年金だけで本当に暮らしていけるのだろうか」という不安が頭をよぎる方も多いでしょう。
公的年金の受給額には、男女で大きな差が存在します。
この記事では、統計データをもとに女性の年金受給額の実態を解説し、当事者の切実な声が飛び交う「第3号被保険者制度」の行方、そして自分らしい生き方と老後の安心を両立するヒントを探っていきます。
まずは基本から!日本の公的年金制度の仕組み
日本の公的年金は2階建て構造
日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」をもとにLIMO&ファイナンス編集部作成1/3
日本の年金は「国民年金(1階)」と「厚生年金(2階)」の2階建て構造です。
国民年金は全員一律ですが、厚生年金は現役時代の給与や加入期間で決まるため、働き方によって将来の受給額に大きな差が生まれます。
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。
関連タグ
あなたにおすすめ関連記事
パーソナルファイナンスニュース
50代のiDeCoは「無理のない掛金」が鉄則。引き出し制限と手数料から考える老後への備え
三石 由佳
村岸 理美
パーソナルファイナンスニュース
【FP解説】医療費が「年間10万円以下」でも諦めないで!意外と知らない医療費控除の3つのポイント
村岸 理美
