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【60歳代の貯蓄】3000万円以上は何割?平均・中央値と老後のリアル

かつての「老後2000万円」では足りないかも? 親の老人ホーム探しで見えた予測不能な介護費用

執筆者熊谷 良子編集者
05:36

厚生年金と国民年金、それぞれの平均受給月額を比較

貯蓄とともに、老後の暮らしを支えるベースとなるのが公的年金です。

厚生労働省の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を基に、平均受給額を確認します。

厚生年金の平均受給額(月額)

※国民年金部分を含む

厚生年金保険(第1号):男女別年金月額分布

厚生年金保険(第1号):男女別年金月額分布
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成
  • 全体:15万289円
  • 男性:16万9967円
  • 女性:11万1413円

国民年金の平均受給額(月額)

国民年金:男女別年金月額分布

国民年金:男女別年金月額分布
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成
  • 全体:5万9310円
  • 男性:6万1595円
  • 女性:5万7582円

年金額は加入していた制度や働き方によって個人差が大きいため、「ねんきん定期便」などでご自身の見込み額を正確に把握しておくことが不可欠です。

老後資金の準備に向けて今からできること

これまでのデータが示すように、老後の生活では毎月の家計赤字に加え、長期間にわたる介護費用や、老人ホーム入居後の「想定外の値上げリスク」にも備えておく必要があります。

まずはご自身の家計と年金見込み額を正確に把握することから始めましょう。そして、資産を長持ちさせるために、預貯金だけでなく新NISA(少額投資非課税制度)などを活用した「積立投資」も有効な手段の一つです。

投資のリスクを理解したうえで資産形成に取り組み、ご自身のライフプランに合った具体的な資金計画を今のうちから考えてみてはいかがでしょうか。

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