村岸 理美
この記事はここがポイント
- 50代iDeCoスタートは遅くなく、無理のない掛金とルール理解が鉄則。
- 月2万円10年間(年利3%)の投資で、定期預金(年利0.3%)より約40万円多い394,800円の利益。
- iDeCo平均掛金額は16,645円、月5,000円や10,000円の少額からの長期投資と節税メリット享受。
「老後資金のために、そろそろiDeCoを始めたほうがいいのかな……」
ニュースなどで話題になるたび、50代から慌てて検討する方は少なくありません。
結論から言うと、50代からのスタートでも決して遅くはありません。ですが、早いわけでもないため、「とりあえず始める」前に絶対に知っておくべきiDeCo特有のルールがあります。
本記事では、10年間の積立シミュレーションを確認したうえで、元銀行員の視点から「50代が直視すべきiDeCoの注意点」を解説します。
【10年間積立投資】定期預金と積立投資ではどのくらい差がつくのか
「攻め」の部分を見ていきましょう。50歳から60歳までの10年間、実際に毎月積み立てた場合、定期預金と投資信託ではどのくらい結果に差がつくのでしょうか。
【毎月2万円を10年間(元本240万円)積み立てた場合】
- 定期預金(年利0.3%で試算):2,472,979円 (利益: 72,979円)
- 投資信託(年利3%で運用) :2,794,800円 (利益:394,800円)
※手数料等は考慮せず簡易計算した目安です
年利3%で10年間積立投資をしていた場合、約40万円も資産を多く増やしています。
ラストスパートの10年間でも攻める姿勢は崩さず、効率的にスイッチングで利益を確定していくことが重要です。
受給開始年齢
みずほ銀行出身。FP2級保有。確定拠出年金の講師として全国でセミナーに登壇。フィンテック企業広報を経て、現在はLIMOで官公庁データを基に、年金や資産運用、新NISA、iDeCo等の記事を執筆。
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