パーソナルファイナンスニュース
【FP解説】日本の富裕層は165万世帯!普通の会社員が「いつの間にかお金持ち」になる新常識
村岸 理美
具体的には、手元資金の状況によって、以下のようにNISAの使い方は大きく変わります。
【手元の現金が十分にあるご家庭】
数年分の生活費などの蓄えがあるなら、NISAは全額「外貨建て投資信託」などの攻めの商品に設定するのも一つでしょう。万が一相場が暴落しても、手元の現金があるため慌てて売却する必要がなく、家計全体で見れば「現金と投資」のバランスは保たれています。
【現金が少ない・近々大きな出費があるご家庭】
「これから教育費のピークやローンの返済が重なる」というご家庭が、ハイリスクな商品に偏らせるのは避けたほうが良いでしょう。NISAはいつでも引き出せる分、相場暴落時に焦って売却してしまうこともあるでしょう。積立額を抑えたり、値動きの穏やかな資産を混ぜるなど、リスクを加味した選択を心がけましょう
新NISAは非課税のメリットが大きい制度ですが、投資である以上、注意点もあります。値動きによっては、積み立てた額を一時的に下回る(元本割れ)こともあります。
とくに短い期間では、その影響を受けやすくなります。また、生涯の非課税枠には上限があるため、いつ・いくら使うかを計画しておくことも大切です。
日々の生活費とは別の、余裕資金で取り組むことが基本になります。
みずほ銀行出身。FP2級保有。確定拠出年金の講師として全国でセミナーに登壇。フィンテック企業広報を経て、現在はLIMOで官公庁データを基に、年金や資産運用、新NISA、iDeCo等の記事を執筆。