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貯蓄ゼロが約2割の一方で運用益の恩恵も。データで読み解く40歳代・50歳代の「リアルな貯蓄事情」

「M字カーブの谷」を抜けた矢先に直面した親の介護。想定外の働き方の変化による収入減の体験を交え、これからの生活防衛のヒントを探ります

執筆者熊谷 良子編集者
05:00

40歳代・50歳代の約7割が「老後資金に不安」。最も恐れるのは想定外の「収入減」

貯蓄の二極化が進む中、同世代は将来に対してどのような不安を抱えているのでしょうか。

株式会社ハッピーカーズが2026年4月に実施した「40代・50代の定年後の働き方と起業・独立に関する意識調査」を見ると、働き盛り世代の切実な本音が浮かび上がってきます。

老後資金に向けた現在の備えについて尋ねたところ、「目標額には届かず不安がある(41.6%)」「対策をしたいが現在の収入では余裕がない(27.8%)」と、合わせて約7割もの人が老後資金の準備が不十分であると回答しました。

さらに、「今後のキャリアで最も避けたいこと」のトップには「突然のリストラや減給(25.2%)」が挙げられています。

物価高や教育費の負担が重くのしかかるこの時期に、「今の収入が断たれること」は、日々の生活だけでなく老後資金づくりにおいて致命的なダメージになりかねません。

熊谷 良子編集者

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