コマツ(6301)、2027年3月期は営業減益予想でも1Qは増益。株価高値圏との温度差を読む
JHVEPhoto/Shutterstock.com
執筆者石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ
18:40
コマツ(6301)、2027年3月期は営業減益予想でも1Qは増益。株価高値圏との温度差を読む
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この記事はここがポイント

  • コマツは2027年3月期営業減益予想でも株価高値圏、会社計画と市場評価の温度差
  • 通期2期連続減益見込みだが2027年3月期1Qは増収増益、保守的計画とのギャップ
  • 市場は減益後回復、円安・北米需要、高収益性と強固な財務体質を評価する見方

建設機械のような景気敏感株は、業績が減速に向かえば株価もそれに沿って沈む。そう考える人は多いだろう。ところがコマツ(6301)は、会社自身が通期の営業減益を見込むなかで、株価は過去1年の高値圏にいる。この温度差はどこから来るのか。株価の推移と、2027年3月期1Qの決算を並べて考えてみたい。

※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。

過去1年で高値圏に浮上した株価と、その振れ幅

出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

月末終値でたどると、株価は2025年8月末の5,000円台を安値に切り上がり、2026年2月末には7,500円台と、過去1年の月末終値では最も高い水準を付けた。もっとも、そのボラティリティは高い。

翌3月末には6,000円台まで大きく下押しし、その後は持ち直して2026年7月時点では7,200円台にある。1年を通せば上昇だが、途中の振れは小さくない。景気敏感株らしい値動きだと言える。

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石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ

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