地方債10年物は3%の大台へ、7月募集の個人向け国債・地方債の利率を徹底比較
ANDRANIK HAKOBYAN/Shutterstock.com
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地方債10年物は3%の大台へ、7月募集の個人向け国債・地方債の利率を徹底比較

6月債から利回りが大幅アップ!「安心の国債」か「高利回りの地方債」か、資金の性格で見分ける選択基準

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
14:45
地方債10年物は3%の大台へ、7月募集の個人向け国債・地方債の利率を徹底比較
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3日、7月の個人向け国債と地方債の先行組の利率が決定しました。

2日の10年国債の入札では、市場の需要の強さを測る目安となる応札倍率が3.13倍となり、6月の3.53倍を下回りました。 

結果が低調だったことを受けて長期金利が上昇し、3日は一時約30年ぶりとなる2.81%をつけました。 

今後さらに金利が上がるという見方(先高観)も根強いですが、裏を返せば、個人投資家が「ひと昔前には考えられなかったような高い利率」を享受できる絶好のタイミングが到来しているとも言えます。

 この記事では、7月に条件決定した個人向け国債と、地方債の利率について、10年物を中心にみていきます。

 地方債は3日のローンチ組が7月の第1陣ですが、このあと6日以降にも複数銘柄が条件決定を控えています。

 すべての銘柄が対象ではないですが、一部は個人投資家向けの販売も予定されているとみられます。

債券金利が軒並みアップ!背景にある「需給のゆるみ」とは?

ニュースで「長期金利が急上昇」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、新しく債券を買いたい個人投資家にとっては「より高い利回りを確定させるチャンス」の到来です。

今回金利が跳ね上がった理由は、市場での「国債の需給(売り買いのバランス)のゆるみ」にあります。

入札の「応札倍率」が前月から低下したことは、プロの買い手たちが買い控え、市場に国債が余り気味になったことを意味します。

債券市場には「需給が緩んで価格が下がると、金利(利回り)は上がる」というルールがあるため、金利に強い上昇圧力がかかりました。

このトレンドをダイレクトに反映し、7月募集の個人向け国債と地方債は、6月対比で軒並み魅力的な利率へ引き上げられました。

7月の個人向け国債と地方債「早見表」

7月の個人向け国債と地方債「早見表」
出所:各種資料より筆者作成

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高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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