執筆者石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ
21:10

【65歳以上・無職世帯】月の平均的な生活費はいくら?

65歳以上といっても、年代により暮らしぶりが変わり、生活費が変わる場合もあるでしょう。

参考までに60歳代後半、70歳代前半、75歳以上に分けて生活費をみていきましょう。

65歳以上・無職世帯の生活費

65歳以上・無職世帯の生活費
出所:https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf13/13

60歳代後半・70歳代前半・75歳以上の実収入

  • 65~69歳:290,110円(うち社会保障給付206,222円)
  • 70~74歳:287,725円(うち社会保障給付224,980円)
  • 75歳以上:252,798円(うち社会保障給付211,289円)

収入をみると、どの年代も年金は21万円前後となっています。

しかし年金は現役時代の加入状況により個人差が大きいので、必ずわが家の場合を確認しましょう。

60歳代後半・70歳代前半・75歳以上の支出合計(非消費支出・消費支出)

  • 65~69歳:341,397円(44,400円、296,997円)
  • 70~74歳:324,971円(39,127円、285,844円)
  • 75歳以上:280,023円(31,563円、248,460円)

支出をみると大きな差が見られており、60歳代後半は34万円台、70歳代前半では32万円台、75歳以上は28万円台となっています。

理由はさまざまですが、一般的には年齢が上がるにつれて支出が減っています。

また、家計収支をみると65~69歳で▲51,287円の赤字、70~74歳で▲37,245円の赤字、75歳以上で▲27,225円の赤字と、いずれも赤字となっていました。その金額も少なくありません。

生活費は赤字であり、貯蓄などで補填が必要なのが一般的となっています。

年金だけでは暮らせないなら、何で老後に備えるか

今回みてきたように、基本的に老後の生活費は赤字が一般的でした。

年金だけで暮らせないのであれば、貯蓄などでの補填が必要であり、それは現役時代から用意する必要があるでしょう。

もちろん長く働き続けることも選択肢の一つとして考える余地はありますが、いつまで働けるかは誰にもわかりません。

もう一つの選択肢としてお金に働いてもらう「資産運用」も有効な手段の一つです。損をするリスクはありますが効率よく貯蓄できる可能性もあり、預貯金のみでこのまま貯めていくか、リスクはあっても運用を一部取り入れるかは、一度情報収集しながらじっくり考えるといいでしょう。

資産運用は金融商品だけでも投資信託、株式、債券、保険、金など多々ありますし、投資方法としても一括投資や積立投資などあり、リスクとリターンはそれぞれなので自身に合ったものを探すのも一つです。

お金の置き場所をどこにするかで将来の資産が変わる場合もありますから、資産運用も「めんどくさい」「なんとなく怖い」と見ないふりをするのではなく、まず調べたり、シミュレーションしたりしてみてください。

誰しも時間は平等ですから、老後までの間どのような行動をとるかで老後資金や暮らしぶりが変わります。今回の記事を機に、老後についてじっくり考えてみましょう。

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石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ

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