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【新NISA】積立投資をはじめるときの注意点5つを元証券会社社員が解説。気になる「投資信託の信託報酬」は平均でいくらか

執筆者宮野 茉莉子LIMO&ファイナンス編集部 副編集長
21:45

4.長期積み立てだからこそ手数料を考える

基本的に積立投資は長期間運用するからこそ、気になるのがコストです。特に投資信託の場合、確認したいのが投資信託を保有している間にかかる「信託報酬」です。

つみたて投資枠対象商品の信託報酬率の分布

つみたて投資枠対象商品の信託報酬率の分布
出所:金融庁「つみたて投資枠対象商品の概要について」

信託報酬の平均は以下の通り。

つみたて投資枠の指定インデックス投信の信託報酬(税抜)の平均

  • 投資先を国内とする指定インデックス投信の信託報酬:平均0.26%
  • 投資先を国内外とする指定インデックス投信の信託報酬:平均は0.34%

「国内外を投資先とする指定インデックス投信」に視点をあてると、多い順に「0.4%超0.5%以下」が46本、「0.1%超0.2%以下」が44本、「0%超0.1%以下」が38本などとばらつきがあります。

10年、20年、30年…と長期間運用するほど手数料は最終的な利益に影響しますから、投資をはじめる段階でしっかりと確認しておきましょう。

5.NISA口座のメリット・デメリットを理解して利用する

新NISAの最大のメリットは「利益に対して約2割かかる税金が非課税になること」です。ご自身の資産の中でも、このメリットが生かせる資産をNISA口座で運用するといいでしょう。

一方で、NISA口座は一般口座や特定口座といった課税口座との損益通算や、損失を翌年以降に持ち越す繰越控除は利用できません。この点もはじめから理解した上で運用をはじめましょう。

まとめにかえて

新NISAの積立投資は、長い時間をかけて資産づくりを続けやすいしくみです。とはいえ、元本割れのリスクや手数料など、最初におさえておきたい点もあります。しっかりと情報収集をしてリスクをおさえた上で、まずは続けられる範囲から始め、家計に合わせて調整していくのも一つの方法でしょう。

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