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【精神障害者保健福祉手帳】所持者数154万人超え「1年で10万人以上」の増加。暮らしや就労の支援をFPが解説

等級別では「2級」が最多、「3級」は対前年度10%の増加率

執筆者村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者
06:30

【精神障害者保健福祉手帳】所持者数154万人超え「1年で10万人以上」の増加

精神障害者保健福祉手帳の交付状況は「交付台帳」で管理されています。厚生労働省が公表した『令和6(2024)年度衛生行政報告例』によれば、手帳の所持者数は2020年度から5年続けて増加傾向にあります。

「精神障害者保健福祉手帳」交付台帳登載数

「精神障害者保健福祉手帳」交付台帳登載数
「精神障害者保健福祉手帳」交付台帳登載数

2024年度末時点の所持者数は154万7433人で、前年度から10万9340人増加しました。この数値は、有効期限内の手帳を持つ人を集計したもので、2年ごとの更新制を考慮した実際のアクティブな所持者数を示しています。

等級別では「2級」が最多、「3級」は対前年度10%の増加率

手帳には1級から3級までの等級があります。2024年度末時点では、2級の所持者が89万7292人と最も多く、全体の半数以上を占めています。

その一方で、前年度からの増加率に注目すると3級が最も高く、10.0%増と大幅に伸びていることがわかります。

精神障害者保健福祉手帳における3つの等級とその判定基準

精神障害者保健福祉手帳の等級は、精神疾患そのものの状態に加え、日常生活や社会生活にどの程度影響があるかを総合的に評価して決定されます。

  • 1級:日常生活を送ることが自力ではほとんど難しく、常に介助や支援を必要とする状態。
  • 2級:日常生活に大きな制約があり、多くの場面で継続した支援や配慮が求められる状態。
  • 3級:日常生活や社会生活において一定の支障があり、状況に応じたサポートや配慮が必要な状態。

この等級制度は、一人ひとりの状態に合わせた支援内容を決めるための重要な基準となります。適切なサポートを受けるためにも、制度への理解を深めておくことが大切です。

村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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