【2026年7月権利確定】注目の株主優待銘柄3つをピックアップ、モロゾフ(2217)/バルニバービ(3418)/GENDA(9166)
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【2026年7月権利確定】注目の株主優待銘柄3つをピックアップ、モロゾフ(2217)/バルニバービ(3418)/GENDA(9166)

モロゾフは一時年初来高値更新も、「半年の継続保有」の条件に注意

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
15:00
【2026年7月権利確定】注目の株主優待銘柄3つをピックアップ、モロゾフ(2217)/バルニバービ(3418)/GENDA(9166)
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この記事はここがポイント

  • 7月権利確定のモロゾフとGENDAは半年以上の継続保有が条件、バルニバービは100株保有のみで継続保有不要
  • モロゾフ優待は1月・7月末名簿に2回連続記録が必須、新規購入は次々回からの対象
  • 3社共通の権利付き最終日は2026年7月29日、権利確定日は7月31日

7月は年間を通じても株主優待の権利確定銘柄が少ない月ですが、そのなかでも個人投資家からの人気が高い3銘柄が権利確定日を迎えます。

モロゾフ(2217)、バルニバービ(3418)、GENDA(9166)の優待内容と権利確定スケジュールを整理しました。

いずれも権利付き最終日は2026年7月29日で共通していますが、優待をもらうための条件は3社で大きく異なります。

バルニバービは100株保有だけで対象になる一方、モロゾフとGENDAは半年以上の継続保有が必須で、今回初めて購入しても今年の優待はもらえないケースがあります。

優待の中身や株価とあわせて、権利取りの前に押さえておきたいポイントを解説します。

3社共通の権利確定スケジュール(2026年7月末基準)

3社とも基準日までの流れは共通です。

まずはここを押さえておきましょう。

  • 7月29日(水):権利付き最終日 この日の大引け(15:30)時点で100株以上を保有していると、7月末の株主名簿への記載対象になります。新規に優待を狙う場合、最低でもこの日までに購入を済ませる必要があります
  • 7月30日(木):権利落ち日 権利付き最終日の翌日。この日に売却しても、29日時点で保有していれば7月末の株主名簿には記録されます
  • 7月31日(金):権利確定日(基準日) 帳簿上で株主名簿が確定する日です

ここから先、優待の案内・到着時期と条件は3社で異なります。

継続保有が不要なバルニバービはこの7月末の権利確定だけで優待の対象になりますが、モロゾフとGENDAは半年(6カ月)以上の継続保有が条件のため、今回初めて購入する場合は次回以降の優待を待つ形になります。

7月優待の3社一覧

7月優待の3社一覧
出所:各資料より筆者作成

モロゾフ(2217)

神戸発祥の老舗洋菓子メーカーで、お中元・お歳暮の定番ブランドです。

優待の内容

優待の対象となるのは、7月末日時点で100株以上を、半年以上(後述)継続保有する株主です。

優待品は「自社商品」または「株主優待券」で、保有株数・保有年数に応じて次のように内容が変わります。

100株〜299株を保有

  • 半年以上3年未満:1,000円相当の自社商品
  • 3年以上:2,000円相当の自社商品

300株〜2,999株を保有

  • 半年以上3年未満(いずれか1つ選択):優待券5冊(20枚綴)/2,000円相当の自社商品
  • 3年以上(いずれか2つ選択):優待券5冊(20枚綴)/2,000円相当の自社商品A/2,000円相当の自社商品B

3,000株以上を保有

  • 半年以上3年未満(いずれか1つ選択):優待券10冊(20枚綴)/3,000円相当の自社商品
  • 3年以上(いずれか2つ選択):優待券10冊(20枚綴)/3,000円相当の自社商品A/3,000円相当の自社商品B

300株以上の株主は、保有年数が3年を超えると選べる優待品が2つに増える仕組みです。

同じ「自社商品」でもAとBで中身が異なり、選ぶ楽しみがあります。

株主優待券は、モロゾフの指定店および通信販売(専用カタログでの電話・FAX・郵送注文)で、1枚につき割引前本体価格1,000円までの現金での買い物・飲食が20%割引になる仕組みです。

なお2025年3月の制度変更により、オンラインショップでの20%割引制度(年4回・上限10,000円)は廃止されており、対象はあくまで店舗・カタログ通信販売の優待券利用に限られます。

優待品の案内・発送スケジュールは次のとおりです(半年以上の保有条件を満たした株主のみが対象)。

  • 9月中旬頃:300株以上の株主へ、優待品選択の案内が郵送で届く(自社商品か優待券かを期限までに回答)
  • 11月下旬頃:選択した優待品または優待券が順次発送される(100株〜299株の株主には案内なしで自動的に自社商品が届く)
  • 有効期限:届いた株主優待券は2028年5月31日まで(約1年半の猶予)。カタログ通信販売や店舗で利用できます(オンラインショップは廃止済み)

注意点:7月に買ってもすぐには優待をもらえません

モロゾフの優待には「半年以上の継続保有」という条件があります。具体的には、1月31日と7月31日の株主名簿に、同一の株主番号で2回連続して記録されることが必要です。

そのため、2026年7月29日(権利付き最終日)に初めて100株を購入した場合、7月31日の株主名簿には載るものの「1回目」の記録にとどまり、2026年11月に発送される今回の優待は受け取れません。売却せずに保有を続け、2027年1月31日の名簿にも連続して記録されて初めて条件を満たし、次の優待サイクルから対象となります。

「7月に買えばすぐ優待がもらえる」と誤解しやすい銘柄なので、これから新規に購入する場合は次々回の優待を狙う前提で考える必要があります。

株価

2026年7月24日終値:1,603円(取引時間中に一時1,605円をつけ、年初来高値を更新)

バルニバービ(3418)

「GARB」などの人気カフェ・レストランや、淡路島での食・宿泊・地方創生事業を手がける外食企業です。

優待の内容

100株以上を保有する株主が対象で、継続保有は不要です。保有株数に応じた金額の枠内で、次の3種類を組み合わせて選べます。

  • お食事券(電子チケット、1円単位で利用可)
  • ECサイト「キャンドルテーブル」の割引コード
  • 自家焙煎コーヒーや淡路島食材のギフトセットなどオリジナル商品

優待金額は100株で3,000円相当、以降は保有株数に比例して増加し、1,000株では30,000円相当になります。

有効期限は翌年9月末(オリジナル商品の到着は翌年10月末まで)です。

なお、同一株主番号での継続保有者向けに、系列レストランのコース料理やホテル宿泊券が当たる「応募式抽選会」(年4回)も別途用意されています。

株価

2026年7月24日終値:1,141円

GENDA(9166)

「GiGO」のゲームセンターや「カラオケBanBan」を展開する企業です。

優待の内容

こちらもモロゾフと同様に「6カ月以上の継続保有」が条件です。

1月末・7月末の株主名簿に同一株主番号で2回以上連続して100株以上記録されていることが必要で、単に基準日に100株を保有しているだけでは対象になりません。

条件を満たした株主には、保有株数に応じた優待ポイントが専用アプリに付与されます。

  • 100株以上:2,000ポイント
  • 300株以上:6,000ポイント
  • 500株以上:10,000ポイント

ポイントはGiGOの対象ゲーム機(1日500ポイント上限)やカラオケBanBanの会計に、1ポイント=1円相当で利用できるほか、洋酒などの自社関連商品との交換も可能です。

7月末基準分は2026年10月頃に付与され、利用開始は11月1日、有効期限は翌年4月30日までです。

なお、2026年11月1日以降はGiGOでの対象がクレーンゲームに限定される一方、1日の利用上限は1,000ポイントに拡大されるなど内容が一部変更される予定です。

株価

2026年7月24日終値:575円

経営体制も話題に

GENDAは共同創業者の申真衣氏が2019年6月から代表取締役社長を務めてきましたが、2025年3月に発表された経営体制変更により、同年4月開催の株主総会後にもう一人の共同創業者である片岡尚氏へ社長職を引き継ぎました。

申氏はゴールドマン・サックス証券出身で、2018年に片岡氏とともにミダスエンターテイメント(現GENDA)を共同創業した人物です。

社長退任後は取締役として後方支援の立場から経営をサポートしていましたが、2026年4月30日付でその取締役も退任しており、現在は経営陣から離れています。

ファッション誌「VERY」の専属モデルとしても活動し、経営者と二足のわらじを履く人物として注目を集めた人物です。

また2025年3月には、社外取締役候補として直木賞作家の林真理子氏の選任が発表されました。

同社は選任の背景について、エンターテイメント業界における林氏の鋭い視点や社会への洞察力、出版業界をはじめ多岐にわたる分野の著名人・企業とのつながりを、新たな連携の創出に生かしたいと説明しています。

まとめ

3社とも権利付き最終日は7月29日で共通していますが、優待をもらえる条件は大きく異なります。

モロゾフとGENDAは半年(6カ月)以上の継続保有が必須で、特にモロゾフは今回新規に購入しても今年11月の優待は受け取れない点に注意が必要です。

一方、バルニバービは100株保有のみで継続保有は不要です。

優待の内容や条件は変更される可能性があるため、実際に権利取りを検討する際は各社の公式IR情報も併せて確認してください。

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
Google で優先するソースとして追加
高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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