東証プライムに上場する情報・通信業銘柄のソフトバンク<9434>について、2026年4月6日から2026年7月3日まで保有した場合の株価推移や変動率について紹介します。
あわせて、ソフトバンクの直近の2026年3月期決算の概況も簡単に振り返ります。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
それでは早速見ていきましょう。
ソフトバンクの3か月間の株価推移
ソフトバンクの株価は、2026年4月6日の217円から2026年7月3日の209円へと推移しました。
起点からは8円(-3.7%)下落した格好です。
3か月間の平均値は216円、最高値は2026年5月19日の229円(平均値との乖離率+6.2%)、最低値は2026年6月25日の203円(平均値との乖離率-5.9%)となっています。
- 起点(2026年4月6日):217円
- 終点(2026年7月3日):209円
- 期間平均値:216円
- 期間最高値(2026年5月19日):229円(平均値との乖離率+6.2%)
- 期間最低値(2026年6月25日):203円(平均値との乖離率-5.9%)
ソフトバンクの直近の2026年3月期決算
ソフトバンクが2026年5月11日に発表した2026年3月期決算は、売上収益7兆386億円(前年同期比+7.6%)、営業利益1兆425億円(同+5.4%)、当期利益5,507億円(同+4.7%)でした。営業利益・当期利益はともに増益となりました。
- 売上収益:7兆386億円(前年同期比+7.6%)
- 営業利益:1兆425億円(前年同期比+5.4%)
- 当期利益:5,507億円(前年同期比+4.7%)
- EPS:11.35円
2026年3月期は、全ての報告セグメントで増収となり、売上高は前期を上回りました。
ディストリビューション事業では法人向けのICT関連商材や継続収入型の商材、コンシューマ向け商材が増加し、エンタープライズ事業ではデジタル化に伴うソリューション需要が増加しました。
ファイナンス事業ではPayPayやPayPayカードが手がけるQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高が増加し、コンシューマ事業では物販等売上とモバイル売上が増加しました。
営業利益については、メディア・EC事業がアスクルのシステム障害の影響などにより減益となった一方、ファイナンス事業やエンタープライズ事業、コンシューマ事業、ディストリビューション事業が増益となり、全体では前期を上回りました。
通信事業と非通信事業の双方が収益を押し上げる構図がうかがえます。
事業等のリスク
経営戦略上のリスクには、人口減少に伴う国内市場環境の変化、通信・DX・インターネット・金融といった各市場での他社との競合、生成AIをはじめとする技術やビジネスモデルの移り変わりへの対応があります。
顧客情報などの流出や不適切な取り扱い、サイバー攻撃やランサムウェアに起因するサービスの中断・品質の低下、通信ネットワークの増強や周波数の確保、自然災害への対応も含まれます。
国際情勢の不安定化に伴うサプライチェーンや電力の調達、為替の変動、経済安全保障に関する規制、他社の買収・業務提携・合弁事業、業務委託先や機器調達など他社の経営資源への依存、人材の育成・確保、気候変動などもリスクとして抱えています。
事業領域の広がりに応じて、対応すべきリスクも幅広い分野に及んでいることがうかがえます。
ソフトバンクの3か月間の株価まとめ
3か月間のソフトバンクは、217円から209円へと8円(3.7%)下落しました。
期間平均値は216円で、最高値229円(平均値との乖離率+6.2%)・最低値203円(同-5.9%)のレンジで推移しました。
直近の2026年3月期決算では、売上収益7兆386億円・営業利益1兆425億円・当期利益5,507億円で着地しています。
株式投資において、日々更新される情報をリアルタイムに追うことは重要ですが、今回ご紹介したように時間軸を決めて過去を振り返ることも投資のヒントにつながります。
ぜひ参考にしてみてください。
【免責事項】
- 投資にはリスクが伴います。
- 本記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。
