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【男性の年金】「会社員」と「自営業」でどれほど違う?働き方で比較する65歳からの年金モデル

男性の平均額の裏にあるシビアな現実。記者の目線で読み解く「女性の厚生年金」の実態と、将来への備え

執筆者熊谷 良子編集者
07:00

【記者の視点】データが浮き彫りにする、女性のシビアな「年金格差」

日々、さまざまな経済データやマネーニュースを追いかけていると、全体の「平均値」の裏に隠されたシビアな現実にハッとさせられることがあります。

今回は男性の年金事情を中心に見てきましたが、女性の厚生年金の実態もその一つです。

【男女別】厚生年金保険(第1号)受給額分布から見る個人差・男女差

【男女別】厚生年金保険(第1号)受給額分布から見る個人差・男女差
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、女性の厚生年金の平均受給額は「月額約11万1413円」にとどまり、男性(16万9967円)に比べて約6万円も低い水準です。

月15万円以上の厚生年金を受け取っている女性に至っては、全体のわずか12.3%しかいません。

結婚や出産、育児といったライフイベントで働き方を変えることの多い女性は、データで見ても将来の年金受給額が少なくなる傾向が顕著に表れています。

経済や物価の動向を見ていると、「配偶者の年金があるから大丈夫」と楽観視できる時代とは言い難いでしょう。

女性自身も自らのリアルな見込額を把握し、ボーナスなどのまとまった資金が入るタイミングで、NISAなどを活用した「自分名義の資産形成」を進めておくことが、これからの時代を生き抜く防衛策になると言えそうです。

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