高島屋の強みと今後の見通しは?
2026年6月30日発表:第1四半期決算は「大幅増益」で好発進
2027年2月期・第1四半期(2026年3月1日〜2026年5月31日)の連結業績は、前年を大きく上回る非常に力強い結果となりました。
高島屋の決算ハイライト
- 営業収益:1,196億円(前年同期比6.4%増)
- 営業利益:159億円(同26.4%増)
- 経常利益:164億円(同43.3%増)
- 四半期純利益(最終利益):110億円(同58.4%増)
企業の強みと好調の背景
高島屋の強みは、東西の主要都市(日本橋、横浜、大阪など)に大型店を構える圧倒的な「立地とブランド力」です。
第1四半期は、円安を背景としたインバウンド(訪日外国人)需要の増加に加え、国内顧客によるラグジュアリーブランドなどの高額品消費が堅調に推移したことで、国内百貨店業が大きく業績を牽引しました。
また、シンガポールやベトナム(ホーチミン)など海外の百貨店・商業開発事業も収益を大きく伸ばしており、国内の消費変動をカバーできるグローバルな構造を持っています。
通期の連結業績予想:好調維持を見込み「据え置き」
あわせて発表された2027年2月期(通期)の連結業績予想は、直近の公表から修正はなく据え置かれました。
- 営業収益:5,030億円 (前期比2.2%増)
- 営業利益:575億円 (同7.4%増)
- 経常利益:570億円 (同0.2%増)
- 純利益(最終利益):380億円
なお、配当予想については第2四半期末20円、期末20円の年間計40円(前期は年間34円)を見込んでいます。
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LIMO&ファイナンス編集部記者フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
PROFILE
立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。