60歳から90歳代のリアルな「厚生年金・国民年金」受給額一覧!働きながら年金を受け取る在職老齢年金とは?
出所:kapinon.studio/shutterstock.com
執筆者石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ
22:09
60歳から90歳代のリアルな「厚生年金・国民年金」受給額一覧!働きながら年金を受け取る在職老齢年金とは?
出所:kapinon.studio/shutterstock.com

老後の暮らしを支える柱となるのが、公的年金です。では実際に、平均でいくら受け取れているのでしょうか。

厚生労働省のデータでは、厚生年金の平均月額は15万289円、国民年金は5万9310円とされています。ただし、平均はあくまで目安です。加入期間や現役時代の収入によって受給額は大きく変わり、平均を下回る世帯も少なくありません。

まずはご自身の見込み額を知ることが、備えの第一歩です。本記事では年金の実態を、元銀行員がわかりやすく解説します。また、働きながら年金を受け取る在職老齢年金についてもみていきましょう。

公的年金は「2階建て」2026年度(令和8年度)の年金額は?

日本の公的年金は、2階建てにたとえられます。1階は20歳以上のすべての人が対象の「国民年金(基礎年金)」、2階は会社員や公務員が上乗せで加入する「厚生年金」です。どのような働き方をしてきたかで、受け取る年金の姿は変わってきます。

厚生年金と国民年金の仕組み

厚生年金と国民年金の仕組み
厚生年金と国民年金の仕組み

公的年金の額は、物価や賃金の動向をふまえて毎年度見直されます。2026年度は、国民年金が1.9%、厚生年金が2.0%の引き上げとなりました。おもな金額は次のとおりです。

  • 老齢基礎年金(満額):月7万608円
  • 厚生年金の夫婦2人のモデル世帯:月23万7279円

2026年度の年金額の例

2026年度の年金額の例
2026年度の年金額の例

年金は増えましたが、今回は物価の伸び(3.2%)より賃金の伸び(2.1%)が小さく、低いほうにあわせて改定されました。さらにマクロ経済スライドの調整も入っています。裏を返せば、増えても物価上昇に追いついているとは言い切れないことを意味します。

Google で優先するソースとして追加
石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ

関連タグ