老後生活は毎月約24万円の赤字。貯蓄を取り崩す生活に
いかがでしょうか。Rさんの資産状況とインタビューをご紹介してきました。
なぜ私たちが「投資」をしてまで老後資金を作る必要があるのか、に疑問を持つ方もいるかもしれません。その理由を最新のデータから確認しておきましょう。
総務省が発表した「家計調査報告(2026年5月分)」から、主に年金生活を中心とする「無職世帯」の家計の数字を見てみましょう。
【無職世帯(二人以上の世帯)の1ヶ月の家計収支】
- 手取り収入(可処分所得):21,567円
- 生活費など(消費支出):262,704円
- 毎月の赤字額(黒字額):-241,137円
このように、公的年金などの収入だけでは日々の生活費が足りず、現役時代に貯めた預貯金を毎月大きく切り崩しながら生活していることがわかります。
さらに、昨今のインフレ(物価高)が続けば、同じものを買うのにもより多くのお金が必要になり、この赤字額は将来さらに膨らむ可能性があります。
「なんとなく預金だけ」では、老後の生活を守り切れないと感じる方が増えているのも納得できるのではないでしょうか。
インタビューを終えて
今回は、iDeCoでしっかりと利益を積み上げているRさんにお話を伺いました。
「運用資産が1,800万円を突破した」というエピソードは、これからiDeCoを始める方や、着実に長期投資を続けている方にとって、とても魅力的にうつったのではないでしょうか。
ぜひRさんの体験談をヒントにしながら、「自分らしい資産形成」について一度考えてみてください。
参考資料
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みずほ銀行出身。FP2級保有。確定拠出年金の講師として全国でセミナーに登壇。フィンテック企業広報を経て、現在はLIMOで官公庁データを基に、年金や資産運用、新NISA、iDeCo等の記事を執筆。
PROFILE
神奈川県出身。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。中央大学文学部社会学科卒業後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師として全国の個人投資家向けにセミナーを実施。企業型確定拠出年金(企業型DC)だけでなく、個人型確定拠出年金(iDeCo)も含めた制度や仕組み、投資信託の解説や市況などを伝える。フリーランスを経て、フィンテックベンチャーにて広報を担当。
現在は株式会社モニクルリサーチにて金融関連の取材や自社メディアに関するPR業務も担当。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、新NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。
