ついに、初の「月7万円台」へ——。
毎年4月に改定され、6月支給分から新しい金額が反映される老齢基礎年金。先月の振り込みで「少し増えたな」と実感された方も多いのではないでしょうか。
2026年度(令和8年度)の満額は前年度から1300円引き上げられ、「月額7万608円」となりました。4年連続のプラス改定です。
「少しずつでも年金が増えるのは嬉しい」と思う一方、忘れてはいけないのが、この“満額”を受け取れるのは「20歳から60歳までの40年間、1カ月のブランクもなく保険料を納め続けた人」だけという事実です。
今回は、シニアのマネー情報を日々発信している筆者が、老齢基礎年金(満額)の推移と、気になる「平均受給額の現実」を徹底解説。
さらに、条件を満たせば上乗せされる「年金生活者支援給付金」の最新の増額情報もお届けします。
年金の基本、国民年金と厚生年金は「2階建て構造」
公的年金は、基礎部分となる「国民年金」と、上乗せ部分にあたる「厚生年金」から成り立つ2階建て構造です。
年金制度の基本をおさらい!
「老齢基礎年金」は国民年金から給付される、年金の1階部分。
20歳〜60歳までの40年間(480月)フルに納付すれば「満額」となる仕組みです。この満額の金額が、年度ごとに改定されています。
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証券外務員二種・相続診断士。早稲田大学卒。官公庁の一次資料分析に基づく「お金と暮らし」の記事を執筆。15年の書籍校閲経験をいかした確かなファクトチェック力が強み。家族の認知症介護の経験も交え、これから介護に向き合う読者の暮らしがより良くなるような、リアルで信頼できる情報をお届けします。
PROFILE
【保有資格】 二種外務員資格(証券外務員二種)、相続診断士、認知症介助士
【経歴】 早稲田大学第一文学部卒。15年以上の書籍校閲経験で培ったファクトチェック力を武器に、現在は金融メディア『LIMO』にて年金・貯蓄をメインとするパーソナルファイナンス記事の編集・執筆を担当。厚生労働省、金融庁が公表する一次データの分析記事を得意とする。長年の紙媒体で培った編集力と、自身の家族介護の実体験を掛け合わせ、「お金とくらし」にまつわるリアルで信頼性の高い情報を読者目線で発信している。
