パーソナルファイナンスニュース

「厚生年金は月15万円もらえる」の勘違い。データが示す受給額の落とし穴&シビアな現実

平均値の裏にある大きな格差とは? 50代で自身の「ねんきん定期便」のリアルな数字に直面した筆者が、50歳を境に変わる年金見込額の正しい見方を解説します。

執筆者熊谷 良子編集者
06:36

2026年度、モデル世帯の年金は月23万7279円だけど……

公的年金の支給日は「偶数月の15日(※)」で、2026年度の改定額が反映されたのは6月15日支給分(4月・5月分)からでした。次回の支給日は8月14日(金)です。

厚生労働省が示す2026年度の年金額の例は次のとおりです。

※15日が土日祝日の場合、直前の平日に前倒しされます。

令和8年度の年金額の例

2026年度の年金額

2026年度の年金額
出所:日本年金機構「令和8年分からの年金額等について」
  • 国民年金(老齢基礎年金):7万608円(1人分※1)
  • 厚生年金:23万7279円(夫婦2人分※2)

※1 昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額7万408円 ※2 平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準

ポイントは「40年間、平均的な収入で就業した場合」というかなり限定的な条件です。

転職ブランクがあった人、育児で休業した人、収入変動が大きかった人など、この条件から外れる人は多く、実際の受給額はモデルケースを下回ることが少なくありません。

関連タグ

熊谷 良子編集者

PROFILE

TOP