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【厚生年金と国民年金】夫婦世帯・シングル世帯で「ひと月の平均額」はいくら変わる?シミュレーション

執筆者太田 彩子LIMO&ファイナンス編集部記者
11:00

夫婦世帯とシングル世帯の比較

夫婦2人分の年金額を単純に「2で割る」と、共働き夫婦は一人当たり約14万円、片働き夫婦なら約11万4000円。これは会社員女性のシングル年金額(約11万円)とほぼ同じ水準です。

逆に「会社員だった男性のシングル世帯」の年金は約17万円と、片働き夫婦の一人当たり額(約11万4000円)を大きく上回ります。ただし、シングル世帯は住居費・光熱費といった固定費を一人で負担するため、"手取り年金額あたりのゆとり"は夫婦世帯より小さくなる点も見逃せません。

また、上記はあくまでも現在のシニアの働き方が反映された年金額のため、厚生年金の金額とはいえ当時の時代背景から「女性は結婚や出産等で退職したため、加入期間は短い」というケースが少なくないと考えられます。

働き方が多様化するいま、今後も年金額はゆるやかに変化していくことが考えられます。

正確に把握するためには、こうした統計情報も参考にしながら自身のねんきん定期便やねんきんネットなどを確認するようにしましょう。

まとめにかえて

年金額は「世帯構成」と「現役時代の働き方」で大きく変わります。同じ夫婦世帯でも自営業のみだと月11万円台にとどまる一方、共働きなら月28万円超も可能といえます。

シングル世帯でも会社員経験があれば月17万円、自営業のみなら月6万円と、年金額の幅は非常に大きいのが実態です。

大切なのは「自分(あるいは自分たち夫婦)の見込み額」を早めに把握し、生活費とのギャップを埋める準備を進めることです。

「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で試算し、iDeCoやNISAといった私的年金・資産形成で不足分を補っていきましょう。

参考資料

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