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【75歳以上の医療】入院日数は平均39日、長引きやすい病気トップ5とは?令和8年改正「医療保険ルール」を現役FPが解説!
村岸 理美
【70歳以上の外来特例】高額療養費制度、窓口負担を和らげるしくみ
医療費の窓口負担が1カ月で一定の金額を超えた場合、その超えた分が後から支給されて負担を軽くしてくれるのが「高額療養費制度」です。
どのくらい負担が軽くなるのか70歳以上・年収370万~770万円《3割負担》の方を例にみてみましょう。1カ月の医療費が100万円かかったとします。
残りの21万2570円は「高額療養費」として国から支給(払い戻し)されるため、窓口で一時的に大金を支払っても、最終的な負担はここまで抑えられます。
さらに、70歳以上の方には、日々の通院(外来)にかかる窓口負担を特別に和らげる「外来特例」という仕組みが用意されています。
現在の制度では、一般的な所得の方(窓口負担2割)の場合、ひと月の通院負担の上限が1万8000円、年間の合計でも14.4万円までに抑えられています。この月ごと・年ごとの二つの上限があるおかげで、持病などで毎月のように通院が必要な方でも、家計を大きく痛めることなく安心して治療を続けられるようになっています。
日本生命保険相互会社出身。元マネースクール講師、現役FP(CFP®・1級FP技能士)でJ-FLEC認定アドバイザー。保険から年金、資産運用まで幅広い知見を持ち、「お金の先生」としてLIMO&ファイナンス編集部にてわかりやすく信頼できる記事をお届けします。