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厚生年金、みんないくら支給されている?「月20万円超vs.10万円未満」割合を比べてわかった年金格差

働くシニアは22年連続で増加

執筆者太田 彩子LIMO&ファイナンス編集部記者
21:30

年金の基本、国民年金と厚生年金は「2階建て構造」

公的年金は、基礎部分となる「国民年金」と、上乗せ部分にあたる「厚生年金」から成り立つ2階建て構造です。そのため、加入状況によって「支給される年金額」に大きな違いが生まれます。

それぞれの違いをまずは整理しておきましょう。

※もらえる年金には遺族年金や障害年金もありますが、本記事では老齢年金にフォーカスをあてます。

厚生年金と国民年金の仕組み

厚生年金と国民年金の仕組み
出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO&ファイナンス編集部作成

国民年金の加入者・保険料・年金額

国民年金は原則として、国内在住の20歳以上60歳未満の全ての人が加入対象で、年金のベースとなります。基礎年金とも呼ばれますね。

国民年金保険料は全員一律で、2026年度は月額1万7920円を負担します。

国民年金から支給されるのは老齢基礎年金で、2026年度の満額(40年間欠かさず保険料を納めた人が受け取れる金額)は7万408円(昭和31年4月2日以後生まれの方は月額7万608円)です。

厚生年金の加入者・保険料・年金額

国民年金加入者のうち、企業や官公庁などで働く第2号被保険者の方は、厚生年金にも加入します。

保険料は給与や賞与に応じて決定され、給与天引きされます。

厚生年金保険から支給されるのが老齢厚生年金で、その金額は現役当時の「年金加入月数」と「納めた保険料」によって決まります。

国民年金と違って満額がないこともあり、受給額の差は大きくなります。同じ厚生年金加入者でも「月20万円超」の人と「月10万円未満」の人が存在するのは、このためです。

次章ではその割合を比較してみましょう。

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