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【元銀行員が指摘】50代のNISA「50代からは遅い」は本当?想定外に長い“リアルな寿命”と
三石 由佳
銀行員時代、私はお客様に「老後は公的年金だけに頼らず、現役のうちからしっかり準備をしましょう」と何度もお伝えしてきました。
それから10年以上が経ちますが、その思いは年々強くなる一方です。
それどころか、長引く少子高齢化に伴う社会保険料の負担増に加え、近年の急激な物価上昇を目の当たりにし、「当時に想定していた試算額では到底足りないのではないか」という強い危機感を抱いています。
もはや、公的年金だけに依存しない資金づくりは、私たちにとって避けて通れない課題です。
そこでこの記事では、日本の公的年金の基本的な仕組みから、国民年金・厚生年金の平均受給額について分かりやすく解説します。さらに、現役世代が今すぐ起こすべき行動ステップや、20歳代〜50歳代の年代別に合わせた具体的な準備方法についても網羅しました。
いまのシニア世代の年金事情を知り、これからの具体的な備えを学ぶことは、ご自身の将来と向き合う大きなきっかけになるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
公的年金は、「国民年金」と「厚生年金」から成り立つ2階建て構造になっています。
下の図をご覧いただくとイメージしやすいでしょう。
厚生年金に加入して働いた期間があるかどうか、ある場合にはその期間と年収によって老後の年金額に個人差が生じます。
三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。