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【長寿化と隣り合わせのリスク】元証券マンが解説する厚生年金の平均受給額とシニア「4人に1人」が直面する《認知機能の壁》
長井 祐人
毎月分配型投資信託は、運用状況によって中身が大きく異なります。
運用で得た利益の範囲内から分配金が支払われます。
この場合、元本を減らさずに定期的な収入を得られる状態です。
もしプラチナNISAが実現すれば、この利益分にかかる20.315%の税金も非課税になります。
利益が足りない場合は、元本を取り崩して分配金を支払います。
口座への入金は「分配金」という名目であっても、実態は自分のお金を少しずつ返してもらっているだけです。
気づかないうちに資産が目減りするリスクがあります。
「毎月お金が入ってくる安心感がほしい」という気持ちは、とても自然なことだと思います。
年金に加えて定期的な収入があれば、老後の生活設計は確実に楽になります。
プラチナNISAの動向は今後も注目していきたいところですが、制度がいつ始まるかはまだわかりません。
一方で、現行のNISA(成長投資枠)を活用しながら、ネット証券などが提供する「投資信託定期売却サービス」を利用する方法もあります。
低コストのインデックスファンドを毎月一定額で自動売却し、現金を受け取る仕組みで、毎月分配型に近い使い方を自分で設計できます。
ライフスタイルはさまざま。資産運用に対する考え方も人それぞれです。
まずは現在のNISA口座や資産状況を整理し、どのような形にもっていきたいかを明確にするところから始めてみてはいかがでしょうか。
三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。